授業コード 50012000 クラス
科目名 人間環境学概論 単位数 2
担当者 松川 太一 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 人間環境学概論(eco検定対策)
授業の概要  「環境に関する技術やモノづくりは日々研究が進み、環境問題解決ための制度やシステムの構築なども着々と進められていますが、それを動かし、活かすのはまさに『人』です。」「環境社会検定試験は、『環境に関する幅広い知識を礎とし環境問題に積極的に取組む“人づくり”と、環境と経済を両立させた“持続可能な社会づくり”』の促進を目的として〔省略〕実施してまいりました。」(『環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト』より)

 本講義では、eco検定の内容を理解し、資格取得に向けた学習を行うと同時に、現在の広範な環境問題へのより深い理解を目的とする。受講者は『環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト』を必ず予習してくること。予習してきたことを前提に、解説などをしながら講義を進める。

【実務経験内容:第7~8回の担当者は、国連食糧農業機関(FAO)、国際協力機構(JICA)、日本工営株式会社等で、アジア・アフリカ・中東・東欧の開発途上国や日本国内において、開発専門家・環境コンサルタントとして、環境アセスメント、地域開発・環境保全計画づくり、環境経済評価、地元住民コミュニティー強化指導等に携わった。】
学習の到達目標 eco検定に合格できる十分な能力の修得し、環境問題の実態や背景、対応策等をより深く理解できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス・持続可能な社会に向けて【第1章】(羅)
第2回 地球環境問題【第3章3-4】(羅)
第3回 地球の基礎知識【第2章2-1】(松川)
第4回 地域環境問題【第3章3-6】(松川)
第5回 地球の温暖化の科学的側面【第3章3-1】(岩田)
第6回 地球温暖化の国際的な取組み【第3章3-1】(岩田)
第7回 生物多様性・自然共生社会【第3章3-3】(長谷川)
第8回 持続可能な社会に向けたアプローチ【第4章】(長谷川)
第9回 人口と食料・貧困問題【第2章2-2】(佐々木)
第10回 循環型社会【第3章3-5】(佐々木)
第11回 化学物質【第3章3-7】(奥田)
第12回 災害・放射性物質【第3章3-8】(奥田)
第13回 企業の環境への取組み(1)【第5章5-3】(豊澄)
第14回 企業の環境への取組み(2)【第5章5-3】(豊澄)
第15回 まとめとテスト(松川)
授業外学習の課題 講義の最後に提示する次回の内容について、テキストの該当箇所を次回までに精読してくること。またテキスト、配布資料等のなかで、分からない用語は調べるなどして、次回講義に備えること。
履修上の注意事項 履修必修科目である。また、毎回の内容がすべてeco検定の試験範囲となるため、欠席をしないことが重要である。
成績評価の方法・基準 第15回の授業内テスト(80%)および受講状況(20%)を踏まえ、総合的に評価する。
テキスト 東京商工会議所『改訂8版 環境社会検定試験(eco検定)公式テキスト』
参考文献 東京商工会議所『環境社会検定試験(eco検定)公式過去・模擬問題集』
環境省『環境白書・循環型社会白書・生物多様性白書』など
主な関連科目 人間環境学部の入門科目および基礎科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了後およびメール等で受け付ける。
希望者にはテストの採点結果(本人のみ)を開示する。
URLリンク eco検定(環境社会検定試験)公式サイト

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(マインド形成科目) 2011~2016 1・2
人間環境学部人間環境学科(マインド形成科目) FHES11101 2017~2017 1・2
人間環境学部人間環境学科(入門科目) FHES11101 2018~2022 1・2