授業コード 42029500 クラス
科目名 ソフトウェアⅠ 単位数 2
担当者 脇谷 直子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ソフトウェアⅠ
授業の概要 ソフトウェアに関する基礎的な知識を幅広く学ぶための入門的な講義である.
高度情報化社会において情報技術を活用するためには,基礎的な情報科学,個々のコンピュータ利用技術とともに,実際のソフトウェア開発の諸プロセスの基礎となる知識を修得しておくことも有効である.
ソフトウェアが情報システムにおいてどのような役割を果たしているのか,ソフトウェアとハードウェアとの特性の違いを学ぶ.また,ソフトウェア工学の観点から,ソフトウェアの開発プロセス,ライフサイクルを学び,開発工程における主要ポイントを学ぶ.
※授業計画については,扱う内容の順序を一部入れ替えたり,扱う内容の比重を変更する場合がある.
学習の到達目標 ソフトウェアとソフトウェア開発の基本的知識を修得する.
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 情報システムとソフトウェア
第3回 ソフトウェアの背景と概念
第4回 ソフトウェアのライフサイクル
第5回 ソフトウェアプロセスとモデル-古典的なモデル
第6回 ソフトウェアプロセスとモデル-アジャイル
第7回 システムとソフトウェアの要件定義
第8回 設計-設計のプロセスと種類
第9回 設計-モデリングとUML
第10回 ソフトウェア開発
第11回 ソフトウェアテスト
第12回 ソフトウェア保守
第13回 ツールと開発環境
第14回 ソフトウェア開発における問題
第15回 全体のまとめ
授業外学習の課題 授業外で行う予習復習は,基本的に以下の内容を想定している.なお,特別な場合は,授業中に説明する.

(予習)毎回の時間の目安:20分程度
提示された次回授業のテーマについて考える.前もってキーワードを提示した場合は,意味を調べてみる.
(復習)毎回の時間の目安:40分程度
理解が不足していると思われる点は,重点的に復習する.期末試験の前など重点的に復習を行う際は,学習目標やキーワード,取り組んだ課題を中心に,5~10時間程度かけることが望ましい.
履修上の注意事項 履修にあたっては,コンピュータに関する一般的な知識を必要とする.プログラムとはどのようなものかイメージできることが望ましい.自ら考え,理解することが重要である.
全体を通じてmoodleを利用する.最後に期末試験を実施する.
成績評価の方法・基準 確認テストなど課題提出による平常点50%,期末試験50%で総合的に評価する.

【参考】到達目標と成績評価基準との関係
到達目標は「ソフトウェアとソフトウェア開発の基本的知識の修得」である.
成績評価においては,まず,単元毎に扱うテーマの主要な学習目標を達成しているかどうかを確認テストなどの課題提出を通じて評価し,すべての授業を通じて基本的知識が修得できているかどうかを,期末試験で評価する.
テキスト 必要な資料はmoodleにより提供する(その他の方法での提供は必要に応じて行う).
参考文献 Roger S. Pressman ・ Bruce R. Maxim 共著,SEPA翻訳プロジェクト 訳『実践ソフトウェアエンジニアリング[第9版]』オーム社(2021年)ほか多数.その他の参考にした文献,参考にしてもらいたい文献については適宜紹介する.
主な関連科目 ソフトウェアⅡ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
毎回,授業終了後に受け付ける.ただし,特別な事情がある場合は相談に応じる.
確認テストのフィードバックは,正答や解説を確認すること.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部現代経済学科(H群) 2014~2016 3・4
経済科学部現代経済学科(H群) FECE20811 2017~2022 2・3・4
経済科学部経済情報学科(C群) 2014~2016 3・4
経済科学部経済情報学科(C群) FEEI20309 2017~2022 2・3・4