授業コード | 41004502 | クラス | 02 |
科目名 | ミクロ経済学Ⅰ | 単位数 | 2 |
担当者 | 黒阪 健吾 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 部分均衡分析と一般均衡分析の基礎 |
授業の概要 | この授業ではミクロ経済学の基礎的な概念を取り上げ、現実と理論との対応関係を強調しつつ、数式やグラフで表現される理論モデルの扱い方に慣れることを目標とします。 授業の前半では1つの財市場に注目した「部分均衡分析」を中心に解説します。前半では特に現実との対応関係を分かりやすくするために、数式による説明と数値例による説明を交互に行います。 授業の後半では2つ以上の財市場に注目した「一般均衡分析」を中心に解説します。後半では部分均衡との対応関係を明らかにしつつ、抽象的なモデルから導かれる命題の意味を解説していきます。 |
学習の到達目標 | 1. 現実の意思決定と経済学の理論モデルとの対応関係を説明することができる 2. 数式とグラフを用いた標準的なミクロ経済学の教科書を独習することができる |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス+市場と資源配分(教科書第1章)① |
第2回 | 市場と資源配分(教科書第1章)② | |
第3回 | 市場介入(教科書第2章) | |
第4回 | 市場の失敗(教科書第3章) | |
第5回 | 数学準備①(弾力性と1変数の最適化問題) | |
第6回 | 企業行動1:費用(教科書第5章) | |
第7回 | 企業行動2:生産(教科書第6章) | |
第8回 | 独占(教科書7章、8章) | |
第9回 | 中間試験+これまでに習った内容の確認 | |
第10回 | 数学準備②(2変数以上の最適化問題) | |
第11回 | 消費者行動(教科書9章) | |
第12回 | 交換経済(教科書第10章) | |
第13回 | 企業行動3:生産要素(教科書第11章) | |
第14回 | 生産経済(教科書第12章) | |
第15回 | 生産と交換の経済(教科書第13章) |
授業外学習の課題 | 授業の各回で宿題を課します。宿題の解答時間は40分ほどが目安です。 |
履修上の注意事項 | ・この授業は対面形式でクラスを2つに分けて開講します。 ・学籍番号の末尾が【奇数の学生は01クラス】【偶数の学生は02クラス】を履修してください。 ・必修科目や履修指導科目、教職科目等との重複により指定されたクラスが履修できない場合は、Web抽選エントリー開始前に教学センターに申し出てください。 |
成績評価の方法・基準 | 宿題:40%、中間試験:30%、期末試験:30% |
テキスト | 岩田 真一郎(2016)「ミクロ経済学ワークブック―アクティブに学ぶ書き込み式 (ライブラリ経済学ワークブック) 」新世社 |
参考文献 | まずは全体像をみたい場合:坂井豊貴(2017)「ミクロ経済学入門の入門」岩波書店 もっと問題を解きたい場合:奥野正寛(2018)「ミクロ経済学演習」東京大学出版会 |
主な関連科目 | ミクロ経済学II_01、ミクロ経済学II_02、公共経済学、数理経済学、情報経済学、経済政策 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
宿題や試験について受講生全員に共通するフィードバックはMoodleもしくは授業内で行います。フィードバックへの質問は授業終了後に受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学部現代経済学科(A群) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(A群) | FECE20103 | 2017~2022 | 2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(A群) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(A群) | FEEI20103 | 2017~2022 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(関連科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(関連科目) | FHES28102 | 2017~2022 | 2・3・4 |