授業コード 40006406 クラス 06
科目名 ゼミナールⅣ 単位数 2
担当者 張 南 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 経済統計の使い方とStataによる多変量解析の応用
授業の概要 ゼミⅠとゼミⅡとゼミⅢの勉強を通じて、基礎的な統計学の理論と処理方法の理解がよくできていると思われる。そこで、ゼミⅣでは、Eviewsによる重回帰分析の方法を中心に学び、米国と中国の対外資金循環を実証分析の対象として、多変量統計処理の操作能力、及び分析能力を更に高めていく。また、このゼミ進行の方針はそれぞれの興味と個性を活かして自主的勉強を貫いていくことである。
学習の到達目標 パソコンの普及とインターネットの爆発的な利用は経済統計の転達の質と量を飛躍的に高め、伝統的経済統計方法を大きく変革している。本ゼミは経済分析に必要な統計データのまとめ方、及び様々な経済統計利用及び統計分析の方法論を含んでいる。その中に特にSASとEViewsなどの統計処理ソフトを使って、実際の経済問題を結び付けて、多変量統計データの処理技能をよく身に付けることは、本ゼミの主要な目標である。
授業計画 第1回 主な内容の説明とゼミ活動の予定
第2回 Stataによる重回帰モデル
     回帰係数の推計と信頼性
第3回 Stataによる重回帰方程式の推定 
     回帰係数の区間推定Ⅰ
第4回 Stataによる重回帰方程式の推定
     回帰係数の区間推定 Ⅱ
第5回 Stataによる重回帰分析における検定
     母集団平均の検定(正規分布) 事例研究
第6回 Stataによる母集団平均の検定(t分布)事例研究
第7回 Stataによる母集団比率の検定 事例研究
第8回 Stataによる集団分散の検定 事例研究
第9回 Stataによる構造変化の検定
     チョウ検定
第10回 Stataによるダミ変数を使った推定と検定
第11回 日本の対外資金循環の記述統計分析
    データのアクセス
第12回 日本の対外資金循環の統計推計 Ⅰ
    回帰方程式の作成
第13回 日本の対外資金循環の統計推計 Ⅱ
    回帰係数の検定
第14回 日本の対外資金循環の統計推計 Ⅲ
    モデルの検定
第15回 まとめとレポートの作成
授業外学習の課題 SASやStataなどの統計処理ソフトの使い方を説明するが、授業以外の時間でも常に練習しておく必要がある。
履修上の注意事項 ゼミナールⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳと卒業論文は一貫して実施する。
無届けの欠席のないように注意すること。

対面で実施します。
成績評価の方法・基準 受講態度20%、研究発表30%、レポート50%で評価する。
テキスト 張南(2017)『ケースで身につく統計学』中央経済社
参考文献 縄田和満(2009)『EViewsによる計量経済分析入門』朝倉書店
作間逸雄(2003)『SNAからわかる経済統計学』有斐閣
松浦寿幸『Stataによるデータ分析入門』東京図書
主な関連科目 統計学、経済統計学、計量経済学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談があれば、授業後にも聞いてください。
或いは、以下の時間と場所へ来て下さい。
時間:毎週金曜日16:30時から18時まで
場所:第2研究棟408室
質問・相談への対応:授業終了後に質問に応じる

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
経済科学部経済情報学科(D群) 2014~2016 4
経済科学部経済情報学科(D群) FEEI40404 2017~2022 4