公開用ファイル(授業概要)

授業題目	国際貿易の定量分析
授業の概要	本科目は国際貿易の定量分析を行う。大きく二つのパートより構成される。第1パートでは、計量経済ソフトであるgretlを用いて、代表的な計量経済学の手法を実践する。第2パートでは、国際貿易のデータをどう解釈し、どう加工するべきかというデータ・リテラシーを扱う。それをふまえて、国際貿易の仮説を推計することを実践していく。
学習の到達目標	1. 計量経済学の主な手法を自分の手で実践できるようにする 2. 国際貿易のデータと指標を読み解けるよにする 3. 国際貿易の仮説を検証できるようにする

授業計画	第１回	ガイダンス / 【gretl.1】データセットのインポート、記述統計と推測統計
	第２回	【gretl.2】OLS, ダミー変数, モデル選択
	第３回	【gretl.3】二値選択のモデル（プロビットモデルとロジットモデル）
	第４回	【gretl.4】パネルデータ分析
	第５回	【gretl.5】DID分析（Difference-in-differences design）
	第６回	【産業連関分析.1】広島県の産業連関表
	第７回	【産業連関分析.2】経済効果の分析
	第８回	【産業連関分析.3】国際産業連関表
	第９回	【産業連関分析.4】付加価値貿易
	第１０回	【貿易構造.1】比較優位の指標
	第１１回	【貿易構造.2】比較優位仮説の検証
	第１２回	【貿易構造.3】産業内貿易の指標
	第１３回	【貿易構造.4】産業内貿易の仮説の検証
	第１４回	【貿易の重力モデル.1】基本モデルの推計
	第１５回	【貿易の重力モデル.2】RTAの効果の推計 / まとめ

授業外学習の課題	授業で指定したgretlによる課題を行ってもらいます。
履修上の注意事項	(1) 授業の実施形式・原則：対面授業で行う・非対面授業に変更になった場合は同時双方向（Zoom）で行う。　＊ZoomのURL等は授業課題情報保守を参照 (2) 予備知識ゼミナールⅠ、確率・統計入門、計量経済学Ⅰ・Ⅱの内容の復習をよく行って下さい。
成績評価の方法・基準	以下の割合に基づき評価します。授業への参加姿勢：20%、課題提出：30%、プレゼンテーション：20%、小テスト：30%
テキスト	毎回レジュメを配ります。
参考文献	加藤久和「gretlで計量経済分析」、日本評論社、2012年
主な関連科目	ゼミナールⅠ、確率・統計入門、計量経済学Ⅰ・Ⅱ、国際経済学Ⅰ・Ⅱ・特論、
オフィスアワー及び質問・相談への対応	基本的に講義の前後に質問等を受け付けます。それ以外の時間では、事前にE-mailで連絡の上、予約を取るようにして下さい。

■カリキュラム情報