授業コード | 40004207 | クラス | 07 |
科目名 | ゼミナールⅡ | 単位数 | 2 |
担当者 | 岩永 安浩 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ゼミナールⅡ:Seminar Ⅱ |
授業の概要 | 本ゼミナールでは, 基本的なテキストを輪読しながら, 資産運用を行う上で必要となる金融市場の分析方法や資産運用に関連する基礎的な理論を習得してもらいます。また, 受講者には, 仮想運用を行うことで株式投資を疑似体験してもらいます。仮想運用の状況は, 定期的に報告してもらいます。その時々の経済情勢や金融マーケット環境から, 将来の金融マーケットの動向(例えば, 株式市場が上がるのか下がるのか)についてディスカッションし, 仮想運用のPlan(計画)-Do(実行)-Check(評価)を行います。 本ゼミナールは, 「実務経験のある教員による授業科目」です。担当教員は信託銀行などでファンドマネージャー, 自己勘定トレーダー, クオンツアナリストなど資産運用業務に18年間に渡って従事してきました。本ゼミナールは, 資産運用を行う上で必要となる金融市場の分析方法や資産運用に関連する基礎的な理論を学習しながら, 株式投資を疑似体験することで, 資産運用の実践的なスキルを習得します。 |
学習の到達目標 | 本ゼミナールは, 資産運用の理論と実践について学びます。資産運用を行う上で必要となる金融市場の分析方法や資産運用に関連する基礎的な理論を習得し, 習得した知識を活用して独自の投資判断を行うことができるようになることを目標とします。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス |
第2回 | 第1回目報告・討論:投資意思決定と資本コスト(テキスト第2章) | |
第3回 | 第2回目報告・討論:投資意思決定とNPV(テキスト第3章) | |
第4回 | 第3回目報告・討論:株式市場におけるリスクとリターンの関係(テキスト第4章) | |
第5回 | 第4回目報告・討論:ポートフォリオのリスクと期待収益率(テキスト第5章) | |
第6回 | 第5回目報告・討論:投資家のポートフォリオ選択と資本資産評価モデル(テキスト第6章) | |
第7回 | 第6回目報告・討論:運転資本管理・フリーキャッシュフロー・財務比率(テキスト第7章) | |
第8回 | 第7回目報告・討論:企業価値評価とその適用(テキスト第8章) | |
第9回 | 第8回目報告・討論:債券(テキスト第9章) | |
第10回 | 第9回目報告・討論:資本構成(テキスト第10章) | |
第11回 | 第10回目報告・討論:ベイアウト政策(テキスト第11章) | |
第12回 | 第11回目報告・討論:市場の効率性と資産運用(テキスト第12章) | |
第13回 | 第12回目報告・討論:行動ファイナンス(テキスト第13章) | |
第14回 | 第13回目報告・討論:派生証券(テキスト第14章) | |
第15回 | 第14回目報告・討論:コーポレートガバナンス(テキスト第15章) |
授業外学習の課題 | 担当した輪読箇所の報告準備を進めて下さい。 学習した範囲についてテキストの復習を行って下さい。 日々の金融市場の動きを観測し, 自らの投資判断で仮想運用を行って下さい。 |
履修上の注意事項 | 授業はテキストの輪読を中心に行います。 毎回の出席が原則であり,理由なき欠席及び遅刻はしないようにして下さい。 トレダビ(無料のバーチャル株取引ゲーム)で仮想運用を行ってもらうことを予定しています。 Excelを活用したレポート課題を課す予定です。Excelの使い方については, ゼミナール中に説明しますので, 予備知識は必要ありません。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み(40%)および課題・報告の内容(60%)を目安に総合的に評価します。 |
テキスト | 井上光太郎・高橋大志・池田直史著 『ベーシック+ファイナンス』 中央経済社 |
参考文献 | 必要に応じて適宜紹介します。 |
主な関連科目 | ファイナンス論Ⅰ, ファイナンス論Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
基本的には, 講義の前後に質問等を受け付けます。それ以外の時間では, 事前にE-mailで連絡の上, 予約を取るようにして下さい。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
経済科学部現代経済学科(D群) | - | 2014~2016 | 3・4 |
経済科学部現代経済学科(D群) | FECE30403 | 2017~2022 | 3・4 |