授業コード | 30094517 | クラス | 17 |
科目名 | ゼミナールⅠ(2022) | 単位数 | 2 |
担当者 | 門脇 美恵 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | ゼミナールⅠ |
授業の概要 | この演習は、基礎演習や行政法の授業で、行政法の基礎的知識を習得した学生の皆さんを念頭におき、重要な行政法判例についてより深く学びます。具体的には、学生の皆さんは、ペアないしグループに分かれて、報告する判例を選び、その判例に関する評釈を読んだうえで、その内容を理解し、わかりやすく、その判例の意義と問題点を報告して頂きます。 |
学習の到達目標 | 1)「原告適格」「処分性」といった行政法学の専門用語を理解し、それが判例および学説においてどのように解釈されているのか理解し、簡潔に説明することができる。 2)判例について、研究者等による評釈を読み、判例の意義と問題点を理解し簡潔に説明することができる。 3)テレビや新聞等で報道される行政事件に関心を持ち、行政救済法の体系においてそれがどの部分に位置付けられ、何が争点になっているのか理解することができる。 (3)運営方法 演習の運営は、学生の皆さんが中心となります。演習の中心は学生の報告で、ペアないしグループに分かれて報告を行ってもらいます。演習では、報告以外にも、レクリエーション企画等についても学生の皆さんの主体的な提案をお待ちしています。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 行政事件訴訟法概説 |
第2回 | 法律上の争訟 | |
第3回 | 処分性 | |
第4回 | 原告適格 | |
第5回 | 学生企画(社会問題に関わるテーマについて学生が選択し学ぶ内容を企画する) | |
第6回 | 訴えの客観的利益 | |
第7回 | 出訴期間と違法性の承継 | |
第8回 | 裁量的行政処分の違法性 | |
第9回 | 行政手続法と手続的瑕疵 | |
第10回 | 学生企画(社会問題に関わるテーマについて学生が選択し学ぶ内容を企画する) | |
第11回 | 審査請求と処分・裁決取消訴訟との関係 | |
第12回 | 取消訴訟の審理と判決 | |
第13回 | 執行停止 | |
第14回 | 無効確認訴訟と処分不存在確認訴訟 | |
第15回 | 振り返り |
授業外学習の課題 | 予習としてテキストの該当箇所を読み、授業後は復習することを推奨します。 |
履修上の注意事項 | 演習の運営は、学生の皆さんが中心となります。演習の中心は学生の報告で、ペアないしグループに分かれて報告を行ってもらいます。演習では、報告以外にも、レクリエーション企画等についても学生の皆さんの主体的な提案をお待ちしています。 【ご注意】 (1)全回出席・無遅刻が原則です。やむを得ない理由で欠席される場合は、必ず事前に連絡をお願いします。演習は学生の皆さんが中心に運営するものですから、ご協力お願いいたします。 (2)報告者は、責任をもって報告の準備をしてください。 (3)報告者以外の方も、予習が必要です。 |
成績評価の方法・基準 | 報告内容(7割)およびその他の授業態度(3割) |
テキスト | 岡田ほか編著『判例から考える行政救済法〔第2版〕』(日本評論社、2019年) |
参考文献 | |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間中およびオフィスアワーに対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2013~2018 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA30801 | 2019~2021 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | - | 2022~2022 | 3・4 |