授業コード 30074511 クラス 11
科目名 平和学・地域研究演習BⅡ 単位数 2
担当者 阿曽沼 春菜 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 歴史から見る日本政治・外交(2)
授業の概要 この演習では、それぞれの参加者が自分の関心に基づいて日本政治外交に関連するテーマを設定し、調査を進めます。前期の演習を踏まえて、地域の歴史に着目します。広島県内など地域の歴史にまつわる建築物や文化的遺産など(例えば捕虜収容所などの戦争遺構、広電などの交通網、墓地、町の中華料理屋)を調べて、関連する歴史的事象の経緯、現代的意義を掘り下げる研究を行います。それぞれ中間発表を行い、最終的にはポスターを作成しプレゼンテーションをします。
それぞれの研究を進めるにあたって、研究を進める際に気を付ける点についてのレクチャーを適宜行います。
学習の到達目標 ①地域の歴史を日本政治外交史の流れの中に位置づけ、歴史事象を多面的に理解する。
②研究テーマを設定し、資料を収集して計画的に研究を進める。
③客観的証拠をもとに論述する実証的研究を行う。
④資料の作成や発表、質疑応答を通して人に自分の考えを伝える力を養う
授業計画 第1回 イントロダクション:「研究」と「調べ学習」はどう違う?
第2回 研究テーマの設定
第3回 研究計画の作成
第4回 先行研究を整理する
第5回 実証性とはなにか
第6回 剽窃に関する注意
第7回 中間発表①
第8回 中間発表②
第9回 中間発表③
第10回 中間発表④
第11回 ポスター作成・プレゼンテーションのこつ
第12回 ポスター発表①
第13回 ポスター発表②
第14回 ポスター発表③
第15回 ポスター発表④
授業外学習の課題 自分の設定したテーマについて、文献を調べて読む必要があり、設定したテーマによってはフィールドワーク・インタビューを行うことになります。また、発表の準備のためにはレジュメやポスターの作成が要求されます。かかる時間は人によって異なりますが、授業事に2~3時間程度の時間をあてて、計画的に研究を進めてください。
履修上の注意事項 無断欠席は厳禁です。やむを得ない理由で欠席する場合は事前に連絡を行うこと。
阿曽沼が担当する前期の演習「歴史からみる日本政治・外交(1)」を踏まえて展開するため、あわせて受講することが望ましい。
成績評価の方法・基準 中間発表(30%)
ポスターとプレゼンテーション(40%)
ディスカッションへの参加など、演習への積極的な貢献(30%)
テキスト 適宜、関連資料を配布します。
参考文献
主な関連科目 日本政治外交史
近代日本と戦争
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の前後に質問や相談に応じます。
授業前後以外の質問や相談については、メールでアポイントメントをとってください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(B群) 2014~2014 2・3・4
法学部国際政治学科(B群) 2015~2016 3・4
法学部国際政治学科(B群) FLIP30204 2017~2017 3・4