授業コード | 30040000 | クラス | |
科目名 | 特別講義A(企業法実務研究) | 単位数 | 2 |
担当者 | 池村 和朗 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 企業法務の実務研究 |
授業の概要 | 会社経営においても、また会社の中で働く者にとっても、法律問題は避けて通ることはできません。 弁護士としての実務経験を通して、法律があらゆる場面で必要となるということを理解してもらいたいと思います。 |
学習の到達目標 | 企業をめぐる法律問題に直面したとき、何が問題なのか、解決のためにはどのように対処する必要があるかを学び、その解決能力を身につけたい。 |
授業計画 | 第1回 | この授業科目は、後期に隔週2コマ連続で行われます。 第1回・第2回 契約管理 |
第2回 | 契約書はなぜ作成する必要があるのか。 契約条項のもつ意味とはなにか。 契約書の作成にあたり注意しなければならない点とはなにか、等。 |
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第3回 | 第3回・第4回 債権管理 | |
第4回 | 信用調査とはなにか。 担保、保証について。 時効とはなにか。 具体的事例を通して考える。 |
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第5回 | 第5回・第6回 債権回収 | |
第6回 | 債権は回収してはじめて利益となるものです。 そのために、債務者の協力を得られる回収と協力を得られない回収に分けて、それぞれの問題点等を考える。 |
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第7回 | 第7回・第8回 手形・小切手 | |
第8回 | 有価証券の果たす役割、手形要件、裏書について、偽造と変造、遡求権、小切手特有の問題点等を理解してほしい。 | |
第9回 | 第9回・第10回 人事・労働に関する法律 | |
第10回 | 採用から賃金、退職に至る個別的労働問題について理解し、また実例をとおして労働組合に関する法律問題を考えてもらいたい。 | |
第11回 | 第11回・第12回 会社が負うべき損害賠償 | |
第12回 | 債務不履行責任、交通事故、製造物責任などを通して会社をめぐる損害賠償について理解を深める。また、会社法における取締役の責任が何故問題となるのか等を理解する。 | |
第13回 | 第13回・第14回 コンプライアンス・不公正取引・知的財産 | |
第14回 | コンプライアンスの重要性を考え、コンプライアンスの構築のために必要なシステムについて理解を深める。 不公正取引の問題や知的財産権についても考える。 |
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第15回 | 第15回 倒産手続き、M&A 破産、民事再生等の法的手続き、私的整理。 M&Aの方法等と防衛策について |
授業外学習の課題 | 法律とは、結論は一つではありません。いろんな法律問題の解決のためには、法律解釈が暗記ではなく、理解し、考えるものだということを理解してもらいたい。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】有 教室にて授業を実施する。【非対面授業】無 ポケット六法その他六法を必ず持参のこと。 <非対面授業に変更になった場合> 同時双方向:有、オンデマンド:無、課題研究:無 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験の実施】最後の授業終了後に引き続き試験を実施する。 非対面授業に変更になった場合は、レポートを提出していただきます。 受講態度40%、期末テスト(もしくはレポートの内容)60%で総合的に評価します。 |
テキスト | レジュメを配布。 |
参考文献 | 適宜指示します。 |
主な関連科目 | 商法総則・商行為法、会社法、手形法・小切手法、民法総則、物権法、金融取引法、債権総論、債権各論、民事訴訟法、労働法ほか、関連の特別講義 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中、随時質問を受付けます。 試験の模範解答を教学システムの授業課題情報に掲示します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(発展科目) | - | 2013~2016 | 2・3・4 |
法学部法律学科(発展科目) | FLLA30909 | 2017~2017 | 2・3・4 |
法学部法律学科(発展科目) | FLLA20906 | 2018~2022 | 2・3・4 |