授業コード | 30038005 | クラス | 05 |
科目名 | ゼミナールⅢ | 単位数 | 2 |
担当者 | 松本 奈津希 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 重要な憲法判例を精読しよう! |
授業の概要 | わたしたちの身近には、たくさんの憲法問題が存在しています。 本ゼミナールでは、重要判例の精読を通じて、憲法の全体像を把握します。また、時事問題を適時扱いながら、活きた憲法論に触れていきます。 本ゼミナールを通じて、文献調査や報告、討議のために必要な能力が養われるように配慮します。 最終目標は、わたしたちの身近にある憲法問題を見つけ出し、自身の見解を論理的に説明し、他者の様々な意見にも触れながら、議論できる能力を獲得することです。 扱う判例は、受講生の興味関心や人数に合わせて、第一回目の講義で決定します。 毎回報告担当者には、判例や参考文献を読んで報告資料を作成してきてもらい、発表してもらいます。担当者以外の受講者も必ず予習をお願いします。 担当者による報告後、全員でディスカッションを行います。その際、原告・被告のそれぞれの立場になったつもりで、議論を展開していきます。 将来の色々な可能性を考えながら、皆さんでゼミナールを作りあげていきましょう。 |
学習の到達目標 | 毎回のゼミを通じて、重要判例に関する正確な知識の定着を目指します。 文献調査や報告、討議のために必要な能力だけではなく、憲法答案の書き方や、卒業論文作成に必要な法的思考力が養われるように配慮します。 最終目標は、わたしたちの身近にある憲法問題を見つけ出し、自身の見解を論理的に説明し、他者の様々な意見にも触れながら、議論できる能力を獲得することです。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス 報告者・報告判例の決定 |
第2回 | 郵便法違憲判決についての報告 | |
第3回 | 警察予備隊訴訟についての報告 | |
第4回 | 第三者所有物違憲判決についての報告 | |
第5回 | 苫米地事件についての報告 | |
第6回 | 議員定数不均衡違憲判決についての報告 | |
第7回 | 三菱樹脂事件判決についての報告 | |
第8回 | 愛媛玉串訴訟違憲判決についての報告 | |
第9回 | 空知太事件違憲判決についての報告 | |
第10回 | 孔子廟訴訟違憲判決についての報告 | |
第11回 | 森林法違憲判決についての報告 | |
第12回 | 在外選挙権違憲判決についての報告 | |
第13回 | 非嫡出子相続分規定違憲判決についての報告 | |
第14回 | 国籍法違憲判決についての報告 | |
第15回 | まとめ |
授業外学習の課題 | 毎週時事問題を扱いますので、普段から新聞やニュースに目を通しておきましょう。 |
履修上の注意事項 | 報告担当者は、報告準備をお願いします。 担当者以外の受講生も、判例に目を通して、どこに憲法問題があるのかを考えてきてください。 |
成績評価の方法・基準 | 出席を前提とした、講義への参加度・貢献度で評価します。 報告準備・内容(50%)、発言や質問等ゼミへの積極的姿勢(50%) 毎回の講義で自身の意見を述べ、議論に積極的に参加してください。 |
テキスト | |
参考文献 | 長谷部恭男ほか編『憲法判例百選Ⅰ・Ⅱ〔第7版〕』(有斐閣・2019年) その他、適宜紹介します。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
ゼミで扱った内容についての質問は、授業時間内または授業終了後にお願いします。また、公務員試験などの各種資格試験対策についても遠慮なくご相談ください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(演習) | - | 2013~2016 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA20805 | 2017~2017 | 3・4 |
法学部法律学科(演習) | FLLA30803 | 2018~2022 | 3・4 |