授業コード | 20080300 | クラス | |
科目名 | 都市社会学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 川越 道子 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | グローバル化と都市エスニシティ |
授業の概要 | 現在、国境を越える人の移動が加速している。日本においても社会や都市の構成員が大きく変化している。この授業では、日本の都市とそこに暮らす外国にルーツを持つ人々の関係について、都市社会学の視点から考える。具体的には、広島と神戸という2つの都市を取り上げて、都市の性質をとらえながら、都市とエスニック・コミュニティの関係を理解する。これにより、社会学の視点から私たちが暮らす街をとらえ直すとともに、異なる文化背景を持つ人々との共生社会の実現にむけた課題について考える。 |
学習の到達目標 | 1.社会学の視点から、私たちの暮らす街を捉え直し、都市エスニシティの現状と課題を理解する。 2.異なる文化背景を持つ人々との共生社会の実現に向けた課題を理解する。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション |
第2回 | 都市社会学の問い | |
第3回 | グローバル化と都市①:グローバル化とは何か | |
第4回 | グローバル化と都市②:人の移動とコミュニティ | |
第5回 | 都市エスニシティの現在①:軍都広島を考える | |
第6回 | 都市エスニシティの現在②:オールドカマーとニューカマー | |
第7回 | 都市エスニシティの現在③:『団地と移民』を読む | |
第8回 | 都市エスニシティの現在④:留学生の町 | |
第9回 | 都市化とインナーシティ①:近代都市神戸を考える | |
第10回 | 都市化とインナーシティ②:インナーシティの課題 | |
第11回 | 都市化とインナーシティ③:都市と災害 | |
第12回 | 都市化とインナーシティ④:多文化共生のまちづくり | |
第13回 | 共生社会に向けて①:都市と社会的不平等 | |
第14回 | 共生社会に向けて②:ボランティアと市民活動 | |
第15回 | 共生社会に向けて③:「私たち」の社会をつくる |
授業外学習の課題 | 配布資料を復習するほか、授業中に提示する課題を指定された期日までに提出すること。 |
履修上の注意事項 | 1.欠席は5回以上で、成績不可とする。 2.レポートや課題作成においてコピペが発覚した場合は、成績不可とする。 3.授業中にペアワークやグループワークを行うため、遅刻しないこと。 4.履修希望者は、第1回目のイントロダクションに出席し、授業の概要を聞くこと。 |
成績評価の方法・基準 | 出席、ミニレポートの提出を含む平常点(60%)と最終レポート課題(40%)を総合して評価する。 |
テキスト | 特に指定しない。適宜、授業中に資料やレジュメを配布する。 |
参考文献 | 駒井洋・小林真生(2020)『変容する移民コミュニティ—時間・空間・階層』明石書店 宮島喬編(2015)『国際社会学』有斐閣 森岡清志・北川由紀彦編(2018)『都市と地域の社会学』放送大学教育振興会 安田浩一(2013)『団地と移民』角川新書 |
主な関連科目 | 地域社会学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了後、または授業時に配布する「コミュニケーション・カード」で受け付ける。 全授業が終了したのち、成績に関して個別に要望があればフィードバックに応じる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) | FHHS23232 | 2017~2022 | 2・3・4 |