授業コード 20079200 クラス
科目名 クールジャパン現象研究 単位数 2
担当者 山里 裕一 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 「クールジャパン現象」の文化的存在感
授業の概要 今日、日本を代表する文化を喧伝する「クールジャパン現象」についてその生成と文化的なあり方について学び・考える。

【実務経験内容:民間シンクタンク研究員・マーケティング会社社員(調査企画等に関わる業務)】
学習の到達目標 今日、日本を代表する文化を喧伝する「クールジャパン現象」についてその生成と文化的なあり方について理解し、評価することができる。
授業計画 第1回 導入:授業の進め方、「クールジャパン現象」について
第2回 クールジャパンの生成−1:アメリカ文化の輸入・模倣と輸出
第3回 クールジャパンの生成−2:「ソフトパワー」と「ジャパン・クール」
第4回 クールジャパンの生成−3:文化/市場/国家戦略としての「クールジャパン」
第5回 クールジャパンの生成−4:NHK「COOL JAPAN」とジャポニズム
第6回 アニメのジャパンクール−1:「アニメ」の発生
第7回 アニメのジャパンクール−2:「アニメ」の深化
第8回 アニメのジャパンクール−3:手塚治虫vsディズニー
第9回 アニメのジャパンクール−4:宮崎駿vsディズニー
第10回 アニメのジャパンクール−4:『GHOST IN THE SHELL──攻殻機動隊』前編
第11回 アニメのジャパンクール−5:『GHOST IN THE SHELL──攻殻機動隊』後編
第12回 アニメのジャポニスム−1:『THE MATRIX』前編
第13回 アニメのジャポニスム−2:『THE MATRIX』後編
第14回 アニメのジャポニスム−3:『かぐや姫の物語』とデジタル技術
第15回 まとめ
授業外学習の課題 各回の授業の要点をまとめた上で、自らの考えを論理展開し、文章化する。
授業終了後、上記をもとに試験の課題に対して、考察し論述すること。

事前学習事後学習時間の目安:各2時間
履修上の注意事項 10回以上の出席、期末試験の受験、授業運営への協力が必須である。

*映像等さまざまな利用を提示する予定である。
 著作権等への配慮から、録画・録音等厳禁である。

*Moodleのコースを開設する。レポートの提出等確実に利用すること。
 適宜確認し、資料等は全て熟読の上、指示に従うこと。



【対面授業】有 【非対面授業】無
<非対面授業に変更になった場合>
同時双方向:有(Zoomによる実施を予定:Moodleで情報提供予定)
成績評価の方法・基準 平常試験・期末レポートで総合的に評価(100%)する。

授業時間内に複数回の平常試験を行う。
期末レポート(Moodleへの提出)を行う。
遅刻・早退等は減点する。【追試験は実施しない】
テキスト 使用しない。
参考文献 ・工藤保則・ほか編、2016、『質的調査の方法〔第2 版〕──都市・文化・メディアの感じ 方』法律文化社、2,600円(税別)。
・工藤保則・ほか編、2022、『質的調査の方法〔第3版〕──都市・文化・メディアの感じ 方』法律文化社、2,600円(税別)。
・阿部潔・難波功士、2004、『メディア文化を読み解く技法──カルチュラル・スタディー ズ・ジャパン』世界思想社、1,800円(税別)。
・福間良明・ほか編、2009、『博覧の世紀──消費/ナショナリティ/メディア』梓出版 社、3,400円(税別)。
・東浩紀編、2010、『日本的想像力の 未来──クール・ジャパノロジーの可能性』日本 出 版放送協会、1,100円(税別)。
・大塚英志、2014、『メディアミックス化する日本』イースト・プレス、907円(税別)。
・鴻上尚史、2015、『クール・ジャパン!?──外国人が見たニッポン』講談社、760円(税別)。
・その他、適宜指示する。
主な関連科目 クールジャパン現象研究演習、アニメ社会学演習、アニメ社会学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問等は授業中・授業終了前に時間を設け受け付ける。

オフィスアワーは、火・水曜日。
事前に、アポイントメントと取れば、確実に時間を確保する。
その他は、直接研究室を訪れることもよしとする。

アポイントメントは、学籍番号・氏名・用件、を明記の上、
下記へメールにて連絡・確認のこと。
連絡先:yamasato@shudo-u.ac.jp

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23205 2017~2022 2・3・4