授業コード 20071400 クラス
科目名 保育者論 単位数 2
担当者 光本 弥生 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 保育者論
授業の概要 現在、保育・幼児教育の質向上は国際的な課題であり、子ども達が「人生のスタートの力強い一歩」を踏み出すための保育者の役割はより重視されている。
世界的な保育・幼児教育の動向について分析しながら、保育者の専門性を体系的に捉え、その知識・技術・態度についての理解を深める。
さらに、保育者の社会的な役割とその意味について考察し、自らのキャリアプランを構想する。
学習の到達目標 ・保育者の社会的な役割、使命を理解し、今日的な保育課題を提示できる。
・保育者の専門領域とそれに関わる具体的な知識・技能・態度について理解する。   
・保育者の専門性のキャリアアップの実際とその方法を知る。
授業計画 第1回 「保育・幼児教育の潮流」-世界の保育・幼児教育へのまなざし ”Starting Strong”
第2回 「保育を創る/保育施設を創るとは」- 自らが保育施設をつくる
第3回 「日本の保育制度」-幼稚園・保育所・認定こども園・その他の保育施設
第4回 「世界を牽引する保育内容と保育方法」 倉橋惣三/レッジョ・エミリア保育/ピラミッド保育
第5回 「子ども理解の方法Ⅰ」-発達観・教育観の変遷と子ども理解方法
第6回 「子ども理解の方法Ⅱ」-参与観察法と保育臨床の視点
第7回 「保育環境構成」-原理と方法
第8回 「保育環境構成」-室内遊びの環境構成
第9回 「地域における子育て家庭の理解」-子育て家庭の現状を知り保育施設の役割を知る-
第10回 「保護者支援の理解」-保護者との関係を保ちながら支援する必要性とその方法
第11回 「保育者同士の連携・協働性」-連携・協働の意義やそのために必要な姿勢・態度について-
第12回 「保育者の研修・服務」-保育者としての自己向上の意味について-
第13回 「保育者になるということ」
第14回
「広島の保育実践を知る―保育者と語り合う
第15回 「まとめ」-保育専門性コンピテンシー評価とキャリアプランの作成
授業外学習の課題 各授業の前に事前にテキストを読んでおくこと。また、授業の後には、自分が保育者となるために学んだことをまとめておくこと。
履修上の注意事項 授業全体を通して、授業への積極的な参加や課題提出を重視します。
基本的には対面授業で行います。状況によっては、Google Classroom を使用します。

【対面授業】有 【非対面授業】有 (非対面授業の場合、同時双方向:有、オンデマンド:有、レポート課題:有)
成績評価の方法・基準 【期末試験】有、非対面
授業の中で課すレポート(40%)、期末テスト(60%)で評価します。
テキスト 新しい保育講座2『保育者論』 汐見稔幸・大豆生田啓友 編著 ミネルヴァ書房 2019年
参考文献 保育所保育指針解説、幼稚園教育要領解説、幼保連携型認定こども園教育・保育要領解説
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業終了時に質問を受け付ける

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED14101 2017~2022 1・2・3・4