授業コード 20068800 クラス
科目名 教職入門(中等) 単位数 2
担当者 岡本 徹 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 教職の理解をめざして(中等教育教諭を中心に)
授業の概要 本講義では、教職の意義や教師の役割、職務内容等に関する学習を通して、自分が本当に中学校や高等学校の教師という仕事に情熱をもって取り組むことができるかどうかを考える機会を提供したい。自分の描いてきた教師像、生徒像、学校という場を現実のそれらと比較して、これからの教育に関する研究の視点を再構築してもらいたい。
学習の到達目標 1.教師や生徒をめぐる諸現実を直視し、教員になるためには何をすべきかを考えることができる。
2.教師の仕事や服務規律を理解し、自分の目指す仕事であるかを考える一助とできる。
授業計画 第1回 教師とは何か
教師に必要な資質能力
第2回 本学の教員採用状況とOG・OB教員からのメッセージ
第3回 教員採用選考試験について
第4回 学校経営とは何か
学校教育目標の設定基準と学校経営目標
第5回 目標を個々の教師の活動にどのように反映させるのか。
自己申告書
第6回 学校評価
第7回 学校と家庭、地域との連携
防災・安全教育
第8回 学級経営
第9回 教員の制度
第10回 教員の服務規律
第11回 体罰
第12回 教員の懲戒・分限
第13回 教員の研修
第14回 子どもをとりまく現実
第15回 それでも教師をめざすのか?
授業外学習の課題 各回において指示するテキストの指定箇所と事前関連配付資料を熟読し、分からない用語や関連事項は調べるなどして、自分の意見や感想及び質問等を準備しておく。
履修上の注意事項 教職というものを理解し、自分の将来の仕事として考えることができるかどうかを、常に意識しながら受講してほしい。講義中に質疑応答を行うので、積極的に発言すること。
対面授業で行うが、コロナの感染状況次第では、非対面授業に変更になることも予想される。その際にはZoomによる同時双方向の授業形態とする。
成績評価の方法・基準 前期末筆記テストによる。
非対面授業に切り替わった場合は小課題と課題研究レポートにより総合的に評価する。
テキスト 岡本徹・佐々木司編著『現代の教育制度と経営』ミネルヴァ書房2016
参考文献 中教審答申「これからの学校教育を担う教員の資質能力の向上について」(平成27年12月)
中教審答申「チームとしての学校な在り方と今後の改善方策について」(平成27年12月)
中教審答申「令和の日本型学校教育」の構築を目指して~全ての子供たちの可能性を引き出す,個別   最適な学びと,協働的な学びの実現~(令和3年1月)
主な関連科目 教育原理、教育制度・教育課程論、学校教育インターンシップ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は同時双方向の講義中及びメールにて積極的にして欲しい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4