授業コード 20054900 クラス
科目名 サブカルチャー論B 単位数 2
担当者 相田 美穂 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 おたく/腐女子からみる現代的なサブカルチャー
授業の概要 おたくは、サブカルチャーと関連づけられると同時に、「おたく」というイメージでも解釈されている。「おたく」はなぜ「おたく」なのか、マニアとは違うのか、腐女子はなぜ「腐」っているのか、など、「おたく」を「イメージ」として捉え直すことを通じて、サブカルチャーのもつ現代的な特性を考えていく。
学習の到達目標 移り変わるイメージとして、おたく/腐女子を理解できる。
おたく/腐女子を通じて、現代的なサブカルチャーの特徴を理解できる。
授業計画 第1回 講義ガイダンス
第2回 サブカルチャー研究からみたおたく
第3回 変化するおたくイメージ①:「おたく」=悪?
第4回 変化するおたくイメージ②:何をすれば「おたく」なのか
第5回 変化するおたくイメージ③:「おたく」は気持ち悪い/うらやましい
第6回 おたくをめぐる言説①:人格
第7回 おたくをめぐる言説②:都市論
第8回 おたくをめぐる言説③:マイナー性
第9回 おたくをめぐる言説④:おたく=男性?
第10回 腐女子イメージ①:腐女子の命名
第11回 腐女子イメージ②:腐女子イメージの普及
第12回 腐女子イメージ③:何が「腐って」いるのか
第13回 腐女子イメージ④:美少年/やおい/BL
第14回 腐女子イメージ⑤:拡張する腐女子イメージ
第15回 講義まとめ:サブカルチャーの現在
授業外学習の課題 指示があった文献には目を通しておく。
講義で触れた概念がわかりにくかった場合は、文献にあたって補完する。
日常的に自分が関わるものや事象を、〈サブカルチャー〉の視点から見直す。
履修上の注意事項 講義ではおたくや腐女子に言及します。次の2点のいずれかに該当する人は、履修を控えてください。
 ①おたくや腐女子自体に抵抗感をもつ人。
 ②性的な描写を含む事例や、男性同士の恋愛に抵抗感をもつ人。説明に必要な場合、講義内で提示することがあります。


履修者数によっては、講義の一環として少人数のグループ作業を行う場合があります。
履修者の理解に合わせて、講義内容を変更する場合があります。
成績評価の方法・基準 受講態度(課題提出を含む)(50%)、レポート(50%)を総合的に判断する。欠席は減点。
テキスト 使用する場合は、別途指示します。
参考文献 Butler, Judith, 1990, Gender Trouble. New York & London: Routledge. =1999竹村和子訳『ジェンダー・トラブル』青土社
主な関連科目 サブカルチャー論A
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
原則として講義時および講義前後に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23237 2017~2022 2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) FHED25113 2017~2022 2・3・4