授業コード 20051100 クラス
科目名 現代心理学 単位数 2
担当者 八木 彩乃 履修期 第1学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 心理学概論Ⅰ
授業の概要 この講義は,これから心理学を専門として学習・研究をする学生を対象に,心理学を学習する上で必要となる知識や考え方について学んでもらう講義です。心理学概論Ⅱの講義と強く関連していますので,同時に履修してください。
心理学は人の「こころ」の働きについて研究する学問です。この講義では,心理学における人の「こころ」の見方について,進化,発達,個人差(性格,知能),社会心理学,臨床心理学などの観点から紹介します。
この講義では,パワーポイントや動画を用いた視覚的プレゼンテーションを行うとともに,実験,調査等についての簡単なデモンストレーションをすることを通じて実際に心理学の研究手法も体験してもらいます。
学習の到達目標 これから心理学を専門として学び,研究をしていく上で必要となる心理学の基礎的な知識を獲得すること。心理学の考え方や物の見方について理解し,自身で考えられるようにすること。
授業計画 第1回 イントロダクション:心とは何か?
第2回 こころの進化
第3回 こころの発達①:乳幼児期,児童期
第4回 こころの発達②:青年期,中年期,老年期
第5回 こころの発達の障害
第6回 パーソナリティ(性格)
第7回 知能
第8回 これまでの中間テストとその解説
第9回 社会心理学①:社会心理学の歴史と展開
第10回 社会心理学②:社会的認知
第11回 環境心理学
第12回 健康心理学
第13回 臨床心理学①:臨床心理学の成立と精神分析
第14回 臨床心理学②:認知行動療法,来談者中心療法
第15回 最終テストとその解説
授業外学習の課題 ・毎回の講義について,前回の講義で話したことを前提として進めるので,授業に参加する前に今まで配布した資料に必ず目を通しておくこと。
・心理学科で実施される実験・調査に積極的に参加すること。実験・調査に参加することで,実際にどのようにして研究が行われているかを体験し,心理学についての理解を深めて欲しい。
・本授業では授業時間外に小テストを実施する。
・課外学習の目安の時間は1コマにつき1時間程度である。
履修上の注意事項 【対面授業】有 【非対面授業】有(危機レベル2以上の場合)
・本授業は基本的に対面授業を実施する。授業の配置スケジュールは初回のガイダンス時に提示する。また,Moodleにも同様のものを配置するので,必ずMoodleのコースに登録し,確認すること。
もし非対面授業になった場合には,Moodle上に音声入りパワーポイント動画を配置するオンデマンド形式で実施する。その場合の授業実施方法の詳細は別途連絡する。
・授業の方法について,授業資料は毎回配布する。また,授業時間内に当該授業に関する小テストを実施するとともに,授業内容に関するコメント・質問の記述を求める。授業の資料や小テストの内容などについては第1回目のガイダンスで詳しく説明する。
・他の学生に迷惑をかける行為(授業中の私語,携帯電話の操作など)は禁止する。繰り返しの注意にもかかわらず改善が見られない場合は退出を求め,欠席扱いとする。
成績評価の方法・基準 ・小テストの提出状況及びコメント(2割),中間テスト(3割),期末テスト(5割)により評価する。基本的に,いずれも教場で実施する。
テキスト 使用しない。毎回資料を配布する。同様の資料をMoodleにも配置するので,欠席した場合は必ず確認すること。
参考文献 はじめて出会う心理学 改訂版 長谷川寿一ほか 有斐閣アルマ 2008年
ISBN: 978-4-641-12345-8
主な関連科目 心理学概論Ⅱ,心理学研究法,心理学実験
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問や要望がある学生は,小テストのコメント欄に記入すること。直接質問したいことや要望がある学生は,授業終了後もしくはMoodleのメッセージ機能から受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部) 2014~2016 1・2・3・4