授業コード 20028900 クラス
科目名 ジャーナリズム論特殊演習 単位数 2
担当者 竹原 進一 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 デジタル時代のジャーナリズム
授業の概要  デジタル時代のジャーナリズムと、私たちはどう関わっていけばいいのでしょうか。インターネットの出現で「マスメディア4媒体」のあり方やを揺るがすだけでなく、世界の政治や経済、戦争、暮らしにいたるまであらゆる局面に影響を及ぼしています。
 ジャーナリズム論特殊演習では、インターネットが社会のインフラとなったデジタル時代を前提に、戦争とSNS、フェイクニュースや言論の自由、国家権力の監視などをテーマにした動画を視聴し、「デジタル時代のジャーナリズム」について考察を深めます。
 地元の中国新聞社で編集記者を中心にデジタルメディア開発やCATV局、FMラジオ局、広告企画など幅広く担当しました。その経験を生かし、デジタル時代に大きく変化しているジャーナリズムについて多角的な視点からリテラシーを養いたいと考えています。
学習の到達目標 デジタル時代のジャーナリズムについてメディアリテラシーを身につける
仮説を立て、情報を集め小論文を執筆し、発表し討議に参加する能力を養う
発信者として、記事を制作する基本を学ぶ
授業計画 第1回 ネット時代のジャーナリズムーオリエンテーション
「見えない戦場 ウクライナ」
第2回 戦争とジャーナリズム
「国家と戦うロシアの放送局」
第3回 「デジタル ウクライナ」
衛星通信とサイバー戦
第4回 フェイクニュースとたたかう市民集団
「ベリング・キャットの挑戦」
第5回 プロパガンダ
「ウソを売る技術」
第6回 「地球温暖化はウソ?」
世論を操作するプロ
第7回 中国 デジタル統治の裏側
「潜入ウイグル」
第8回 「ネオナチの再来」
欧州の民主主義
第9回 フィリピンのジャーナリズム
「ニュースルームの闘い」
第10回 自由の声が消えた世界で
「アラブの春から10年」
第11回 米国のジャーナリズム
「NYタイムズの100日」
第12回 ジャーナリズムの存在意義
「米国 ニュース砂漠」
第13回 「出版の自由と医療情報」
フェイクと新型コロナ
第14回 身近なニュースを探す
問題意識、取材、記事の書き方
第15回 各自が書いた記事を発表し意見交換
全体のまとめ・振り返り
授業外学習の課題 新聞などメディア、ネットニュースにも積極的に接しジャーナリズムの視野を獲得する。
履修上の注意事項 【対面授業】
・講義内容などはMoodleにアップするので必ず登録すること(授業課題情報に掲示)
・講義では必ず1人最低1回以上、質問や意見など積極的に発言すること
・以前に「メディア論I」「メディア論特殊演習」を履修していること、または2022年度下期の「メディア論II」履修予定が望ましい
・授業内容は、ジャーナリズムの最新動向を反映させるため変更になることがあります
・不測の事態でオンライン授業となった場合はZoom会議システムを併用します
※履修定員は20人以下とするため、履修希望者は1回目の講義に必ず出席すること
成績評価の方法・基準 レポート70%、発表20%、出席10%によって総合的に評価する
テキスト テキストは1回目の講義で説明します
参考文献 必要に応じて提示する
主な関連科目 メディア論Ⅰ・Ⅱ、メディア論特殊演習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義、メールのいずれでも対応します

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(特殊演習科目) FHHS36204 2017~2022 2・3・4