授業コード | 20024400 | クラス | |
科目名 | 集団力学 | 単位数 | 2 |
担当者 | 横田 晋大 | 履修期 | 第3学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 集団と意思決定の心理学 |
授業の概要 | 集団力学(グループダイナミックス)とは、集団の特性や集団のメンバーの行動特性を規定している原理を科学的に研究する分野である。本講義では、社会心理学分野における集団の基礎的な内容に加え、パニック、群衆心理、テロリズムなど集団場面における人間の行動傾向などについて学ぶ。必要に応じてビデオ教材を用いる場合がある。 |
学習の到達目標 | 人間が社会を作り、その社会が人間に影響を与えるという循環構造 (マイクロ・マクロ・ダイナミックス) を理解すること。また、グループダイナミクスに関わる基本的な用語を理解し、集団内の様々な現象を心理学的視点から考察できるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | 第1回 ガイダンス・集団とはなにか?(集団の概念と定義) |
第2回 | 第2回 集団にかかわる認知(ステレオタイプ) | |
第3回 | 第3回 集団を成り立たせる(集団規範) | |
第4回 | 第4回 集団の意向を決める(同調) | |
第5回 | 第5回 数の力(多数派と少数派・いじめ) | |
第6回 | 第6回 集団で決める(集団意思決定) | |
第7回 | 第7回 理想的なリーダーとは何か(リーダーシップ) | |
第8回 | 第8回 協力し合う(集団内の協力と葛藤) | |
第9回 | 第9回 集団の対立その1(差別・偏見) | |
第10回 | 第10回 集団の対立その2(社会心理学的視点) | |
第11回 | 第11回 集団の対立その3(進化心理学的視点) | |
第12回 | 第12回 文化の成り立ちその1(文化心理学) | |
第13回 | 第13回 文化の成り立ちその2(社会ニッチ構築理論) | |
第14回 | 第14回 社会と心(グループダイナミクス) | |
第15回 | 第15回 まとめ |
授業外学習の課題 | 毎回の授業の後に、ノートや資料で復習をすること。 |
履修上の注意事項 | 遅刻や早退は、授業の支障になるため、時間厳守のこと。また、社会的マナーとして、授業中の私語、携帯電話の操作などは一切認めない。繰り返しの注意にもかかわらず改善が見られない場合は退出を求め、欠席扱いとする。 |
成績評価の方法・基準 | 成績評価の方法・基準 基本的に期末レポート70%、受講態度を30%として総合的に評価する。 |
テキスト | 適宜、授業中に資料を配布する。 |
参考文献 | |
主な関連科目 | 社会・集団・家族心理学、産業・組織心理学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問や要望がある学生は、講義最後のリアクションペーパーに記入すること。次の講義の最初に可能な限り回答する。直接質問したいことがある学生は、講義終了後に受け付ける。 試験等に対するフィードバックは、授業内およびMoodleにより行う予定である。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) | - | 2014~2016 | 2・3・4 |