授業コード 20023107 クラス 07
科目名 心理学実習Ⅲ 単位数 1
担当者 古満 伊里 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 心理学応用実習Ⅰ Practical Training in Research Method of Psychology (Survey)
授業の概要 心理学実験の企画から報告書の作成に至る実験研究の全過程を,実習を通じて体験的に学習することがこの授業の目的です。研究テーマの設定,仮説構成,実験方法の工夫,実験によるデータ収集,実験データの分析(因子分析,重回帰分析等),報告書の作成,結果のプレゼンテーションまでの流れを体験します。
学習の到達目標 心理調査の基本的方法を理解し,実践できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス,研究グループの決定
第2回 研究テーマの探索(文献検索)
第3回 研究テーマの決定・研究計画書の作成
第4回 心理尺度作成:項目の作成(構成概念と内容に関する議論)
第5回 心理尺度作成:項目の作成(ワーディングの選定と項目の決定)
第6回 予備調査と項目分析(予備調査の実施)
第7回 予備調査と項目分析(項目分析)
第8回 本調査質問紙の作成と印刷・製本
第9回 本調査実施
第10回 調査データの分析(1):データ入力表の作成
第11回 調査データの分析(2):統計分析
第12回 調査データの分析(3):多変量解析に基づく統計分析の導入
第13回 結果のプレゼンテーションの準備
第14回 プレゼンテーション・講評
第15回 まとめならびに報告書の提出
授業外学習の課題 授業の性質上,授業時間外に文献の講読や資料の整理時間が必要になります。これらの課題を遂行するための目安はおよそ60時間です。タイムスケジュールをしっかり立て,さらにそれをグループ内で共有し,常に時間を意識しながら作業を進めてください。
履修上の注意事項 1.授業は対面で実施します。毎回確実に出席しましょう。
2.グループごとに発表等を行うので,お互いに協力して取り組んで下さい(協働・協創の精神)。
3.発表資料は事前に電子メールに添付して担当者に提出してください。提出されたファイルはMoodle上にアップロードします。授業前に必ず入手し,通読しておいてください。
4.最終的に提出する研究計画書は各自個別に提出してもらいます。それぞれに創意工夫を凝らしてください。
成績評価の方法・基準 研究計画書の内容(50%)と課題へのコミットメント(50%)によって評価します。
テキスト 使用しない。
参考文献 鎌原雅彦・宮下一博・大野木裕明・中澤 潤 編著 (1998). 「心理学マニュアル 質問紙法」 北大路書房
主な関連科目 心理学研究法,心理調査概論,心理学統計法Ⅰ・Ⅱ,心理学実験,演習Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.課題遂行に必要な質問・相談は随時受け付けます。予めe-mailによってアポイントメントをお取り下さい。直接面談します。
2.提出された発表資料については随時コメントを付して返却します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) 2014~2016 3・4