授業コード 20020002 クラス 02
科目名 教育学特論Ⅱ 単位数 2
担当者 永田 成文 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中等社会科教員としての実践的指導力養成
授業の概要  中学校社会科,高等学校地歴科・公民科の教員採用試験を見据え,教員として日々社会科授業を実践するための専門的な指導力の養成を行う。
 中学校社会科の地理・歴史・公民的分野や高等学校地理歴史科と公民科の過去の試験問題等を分析し,担当した部分を他の学生にわかりやすく解説する。
 学生の主体的な取り組みを重視する。教員は相談や質問に答え,必要に応じて補足的な解説を行う。

【実務経験内容:担当教員の中学校・高等学校の授業の経験や教員採用試験の経験を生かして,授業実践力を高めていく実践的な授業である。】
学習の到達目標 中等社会科教員として授業を実践するため,学習指導要領とのかかわりや指導内容について理解し,それを授業として構成する授業実践力を獲得する。
授業計画 第1回 授業の進め方の説明と各分野の問題演習の担当者ならびに演習の進行計画
第2回 地理領域の第1回問題演習(系統地理)
第3回 歴史領域の第1回問題演習(前近代史)
第4回 公民領域の第1回問題演習(政治領域)
第5回 地理領域の第2回問題演習(日本地誌)
第6回 歴史領域の第2回問題演習(近世以降の日本史)
第7回 公民領域の第2回問題演習(経済領域)
第8回 地理領域の第3回問題演習(世界地誌)
第9回 歴史領域の第3回問題演習(世界史)
第10回 公民領域の第3回問題演習(社会領域)
第11回 地理領域の第4回問題演習(学習指導要領)
第12回 歴史領域の第4回問題演習(学習指導要領)
第13回 公民領域の第4回問題演習(学習指導要領)
第14回 全範囲にわたる応用問題の演習
第15回 全体のまとめと反省ならびに自己評価
授業外学習の課題  問題演習の担当の準備に際して,参考書や問題集などを読み込み,関連づけ,検討するといった作業が必要となる。受講者全体で当日のテーマについての予習が求められる(担当回に2時間程度)。
 授業後には,さらに他の参考書や問題集にあたり,授業実践力を深化させることが求められる(各授業で1時間程度)。
履修上の注意事項  対面授業として実施する。Zoomによる同時双方向形式やオンデマンド講義も適宜活用する。

 この授業は,自分で教員になるための勉強を始めるきっかけと考え,受け身ではなく,自ら演習に取り組む姿勢を求める。

 テキストは最新版を購入すること。
成績評価の方法・基準 授業への貢献の平常点によって評価する。
テキスト 共同教育研究会『広島県・広島市の社会科(参考書)』協同出版(2023年度版)
共同教育研究会『広島県・広島市の社会科(過去問)』協同出版(2023年度版)
参考文献 他の参考書や問題集などを随時紹介する。
主な関連科目 地理学・歴史学・経済学・政治学・社会学などの内容にかんする教職科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後に随時受けつける。
フィードバックは授業時に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 3・4