授業コード 20002601 クラス 01
科目名 演習Ⅲ 単位数 2
担当者 今田 純雄 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 感情・動機づけおよび食行動
授業の概要 食べるという行動を"材料"に、人間の行動がどのように作られ、また変容していくかについて"料理"していきます。我々は毎日、飲み、食い、眠り、息をして排泄をし、また友人や家族と歓談し、遊び、生活を共にする。人間とは、考え、悩み、苦しみ、嘆き、また笑い、喜び、歓喜する存在であるといえます。そういった我々自身の日常行動について、それらの背後にあってそれらの行動を規定しているもの、あるいはそれらの行動発現の背後にある心的機構を考えていきます。受講生は論文発表(研究計画、研究結果のまとめなどを含む)をおこない、かつ討論に参加する必要があります。「卒業研究」「卒業論文」と連動して進行し、発表される論文はそれぞれの研究テーマに沿ったものであることが望まれます。なお発表はPowerPointで作成した資料をプロジェクターで映写して行ってもらいます。
学習の到達目標 名実ともにしっかりとした研究計画がつくれること。
授業計画 第1回 授業は履修者個別の論文発表あるいは研究計画の発表によって進行します。よって講義内容は,履修者一人一人の主体性・積極性によっておおきく変わります。また「就職活動」という「非明示的理由」による欠席もおおくなるでしょう。おおよその予定を示すにとどまらずを得ません。なお,研究計画書は文書にて提出してもらい,その添削をおこないます。
1. 研究題目の提出
第2回 2.研究題目に応じた研究課題:添削し返却します。再検討,再提出あり。
第3回 3.履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その1:1回の授業で2名の人に発表をしてもらいます。なお,「突発的理由」による欠席や遅刻,さらに準備不足による発表やり直しというケースがでてきます。ですのでかならず3名が準備(スタンバイ)しておいてください。第3回目から第10目の授業を通じて履修者は最低2回の発表をしてもらいます。
第4回 4.履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その2:想定されるテーマとして,感情。
第5回 5.履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その3:想定されるテーマとして,動機づけ。
第6回 6. 履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その4:想定されるテーマとして,表情。
第7回 7.履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その5:想定されるテーマとして,嗜好。
第8回 8. 履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その6:想定されるテーマとして,嫌悪。
第9回 9. 履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その7:想定されるテーマとして,アソビ。
第10回 10.履修者それぞれの研究課題に関する論文発表その8:想定されるテーマとして,睡眠。
第11回 11. 研究計画の発表その1:研究計画が遅れている人は論文発表をつづけます。
第12回 12. 研究計画の発表その2:すでに結果の中間発表に移行できる人も一人二人は出て欲しい時期です。
第13回 13. 研究計画の発表その3:平均2名の人に発表をしてもらいますが,「突発的理由」による欠席や遅刻,さらに準備不足による発表やり直しというケースがでてきます。ですのでかならず3名が準備(スタンバイ)しておいてください。
第14回 14. 研究計画の発表その4:1回の授業で平均2名の人に発表をしてもらいますが,「突発的理由」による欠席や遅刻,さらに準備不足による発表やり直しというケースがでてきます。ですのでかならず3名が準備(スタンバイ)しておいてください。
第15回 15. 前期のまとめ:この時期に研究計画ができていない人は個別指導をおこないます。
授業外学習の課題 内部および外部に設置したサーバーを用いて,E-learning課題を与える。要する時間の目安はおおむね15時間。
履修上の注意事項 無断欠席,遅刻厳禁。状況次第では,補講をやらざるを得なくなるので,注意すること。「就職活動」は公欠ではないので誤解のないように。
*非対面形式の授業に変更された場合:同時双方向性の形式で実施する。Zoom使用予定。
成績評価の方法・基準 論文発表2回以上,研究計画発表,研究計画の内容,出席状況を総合的に勘案し評価する。
テキスト 「動機づけと情動」今田純雄・北口勝也 培風館 2200円 修大生協
参考文献 「食べることの心理学」今田純雄(有斐閣 2000円 修大生協) 
「食行動の科学」今田・和田編著(朝倉書店,4200円,修大生協)
主な関連科目 演習IV(同担当者)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業担当者に直接問い合わせるか,E-mailで問い合わせること。E-mailの場合は,タイトル(Subject),発信者の氏名,学生番号のないメールについては自動的に削除されることがあるので注意すること。質問、相談への返答は、その内容に応じて、1)個々に返答する、2)Moodleを介して返答する、3)後続する授業中に口頭で返答する、のいずれかとする。なお課題に対するフィードバックはE-mailあるいは個別口頭によっておこなう。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) 2014~2016 4