授業コード | 11063205 | クラス | 05 |
科目名 | ゼミナールⅢ | 単位数 | 2 |
担当者 | NGUYEN Duc Lap | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | エクセルで学ぶファイナンス入門ⅠIntroduction to Principles of Finance with Excel Ⅰ |
授業の概要 | 本ゼミナールではファイナンス理論の実践的な内容にフォーカスする。分散投資の現代ポートフォリオ理論の基本概念を解説し、その理論の理解を助けるために、Excelを用いることによって数学・統計学に煩わされることなく、理論と実践の業務を学んでもらう。本ゼミナールは統計学の基本を踏まえつつ、実際のデータを用いて直感的に理解できるようになる。リターンの計算からリスクの定量化までExcelを使えば簡単に計算できる。実際の株価のデータを用いて、リスクとリターンの関係が検証でき、ポートフォリオの構築を試みる。 |
学習の到達目標 | エクセルを使った金融のデータの扱い方に慣れてもらいながら、ポートフォリオの基本的な概念及び理論を理解することを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | 株価のデータ収集とデータのまとめ方 |
第2回 | リターンの計算 | |
第3回 | 確率分布の基本 | |
第4回 | 正規分布とその応用 | |
第5回 | リスクの概念と定量化 | |
第6回 | ポートフォリオの収益率の演習 | |
第7回 | ポートフォリオのリスクの演習 | |
第8回 | 共分散と相関係数の演習 | |
第9回 | 効率的フロンティアと資本市場線(理論) | |
第10回 | 効率的フロンティアと資本市場線(演習) | |
第11回 | 資本資産市場モデル(CAPM) | |
第12回 | 実際のデータ収集とポートフォリオの構築 | |
第13回 | 3つの資産以上のポートフォリオのつくり方 | |
第14回 | 分散投資を考える | |
第15回 | 総括 |
授業外学習の課題 | 演習問題が多いので、十分な時間を掛けて練習問題をすること |
履修上の注意事項 | 無断欠席は認めない。 授業での発言やグループ討論は積極的に参加すること 【対面授業】有【非対面授業】無 基本的に対面授業を行うが、コロナウィルス感染拡大状況によって非対面授業に切り替えることはある。 |
成績評価の方法・基準 | 定期試験は実施せず、レポート課題や報告(40%)、授業への取り組み(40%)、小テスト(20%)によって総合的評価する。 |
テキスト | テキストは使用しない。必要に応じ、資料を配布する。 |
参考文献 | 手嶋宣之 (著) (2011) 『基本から本格的に学ぶ人のためのファイナンス入門』ダイヤモンド社 キース・カットバートソン (著), ダーク・ニッチェ (著), 吉野 直行 (監修, 翻訳), (2013) 『ファイナンスの基礎理論―株式・債券・外国為替』 |
主な関連科目 | 金融システム論、金融政策論、金融演習、証券投資論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中の質問は歓迎する。また、メールか電話で対応する。 授業終了後に質問にも応じる。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(D群) | - | 2016~2016 | 3・4 |
商学部商学科(F群) | FCBS36031 | 2017~2022 | 3・4 |