授業コード | 11043503 | クラス | 03 |
科目名 | 卒業論文 | 単位数 | 4 |
担当者 | 川原 直毅 | 履修期 | 年間授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 卒業論文の作成指導(Guidance of Graduation Thesis) |
授業の概要 | 卒業論文のゼミでは、これまで学んだマーケティング、マーケティング・リサーチの基本的な考え方、マーケティング・リサーチの果たす役割の重要性と意義、各MR手法について再認識し、ゼミ生各自の問題意識を明確にし、テーマを設定することから始める。 また、卒論作成に当たって各自が年間スケジュールを作成し、前期は卒論研究のレポート作成を重点的に行い、後期では、前期の成果を深堀して最終的に卒業論文に仕上げる。 |
学習の到達目標 | 自分自身の問題意識が明確になる。 文書作成能力の向上が図られる。 論理的思考が身に付く。 大学で学習した集大成として前期では卒業研究を完成させる。また、後期は卒業研究の深堀をし、卒業論文を完成させる。 プレゼン能力が身に付く。 |
授業計画 | 第1回 | 卒論のテーマについて(卒論の前半はマーケティング・リサーチの今日的課題について、ゼミ生各自の問題意識がより明確になるように事例を交えながらレクチャーする。また、ゼミ生は前期、後期ごとにスケジュールを提出し、卒論の進捗状況を確認する。 |
第2回 | 研究課題の問題意識の明確化(1)(卒論研究で何を書くのか、自分のテーマは何か) ~ブレーン・ストーミングによる課題の抽出 |
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第3回 | 研究課題の問題意識の明確化(2)(KJ法、BS法によるテーマ、内容について検討) ~OB、OGの過去の卒論のテーマの参照~ |
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第4回 | 卒論研究テーマの設定(1)研究テーマについてどのように問題意識との兼ね合い・整合性を図るか ~業界研究、自分の興味のあるテーマの絞り込み~ |
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第5回 | 卒論研究テーマの設定(2)卒論研究全体の構成についてレクチャー | |
第6回 | 卒論研究のスケルトンの作り方指導(1)問題提起の仕方 ~はじめにの書き方の指導~ |
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第7回 | 卒論研究のスケルトンの作り方指導(2)論理的展開の仕方 ~ロジカル・シンキングとは何か~ |
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第8回 | 卒論研究のスケルトンの作り方指導(3)章立てについて ~現状分析と課題の洗い出し~ |
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第9回 | 卒論研究のスケルトンの作り方指導(4)節と項目立てについて ~詳細な内容の吟味~ |
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第10回 | 結論について(1)抜き刷りによる事例研究から学ぶ | |
第11回 | 結論について(2)纏め方の指導 | |
第12回 | (1)全体の構成から概観した研究論文のバランスについてアドバイス | |
第13回 | (2)章、節、項目についてアドバイス | |
第14回 | (3)文章の書き方、分量の指導 | |
第15回 | 研究論文の提出(レジュメの作成) | |
第16回 | 卒論のテーマの絞り込み 前期で書き上げた卒論研究の纏めから、さらに詳細な分析を行う。 |
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第17回 | (1)文献検索とリスト作成について指導 | |
第18回 | (2)参考資料、各種データの利用の仕方を指導 | |
第19回 | 第1章の作成(1)~テーマの現状と課題へのアプローチ~ | |
第20回 | 第1章の作成(2)レジュメの作成と校正指導 | |
第21回 | 第2章の作成(1)~論文本題の骨子・課題の確認~ | |
第22回 | 第2章の作成(2)レジュメの作成と校正指導 ~現状と課題について~ |
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第23回 | 第3章の作成(1)論理的展開の吟味 ~先行研究の取扱いについて |
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第24回 | 第3章の作成(2)レジュメの作成と校正 ~先行研究と自身の論点の整理~ |
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第25回 | 第4章の作成(1)本論の最終考察の仕方と指導 | |
第26回 | 第4章の校正、添削指導 ~結論と残された課題について~ |
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第27回 | 図表の作り方(1)説明文の書き方、キャプション、見出しの作成について指導 | |
第28回 | 図表の作り方(2)資料としての取扱い、ネット上の資料の扱い方の指導 | |
第29回 | 引用文、参考文献の書き方の指導 ~索引(時系列表記の仕方)~ |
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第30回 | 卒業論文の最終校正と提出 |
授業外学習の課題 | ゼミ生各自が現在、どのような問題意識で卒論に臨んでいるのかを明確にすることから前期では研究テーマの設定を行う。そのため、テーマに関する情報収集、文献整理、データの収集が必要となる。研究テーマのスケルトン作成に向けてまずは、資料の収集から始めます。参考文献は図書館を利用することが何よりですが、テーマによっては新聞、業界紙、雑誌、統計資料、インターネットなど様々です。個別に相談しながら、対応したいと思います。 卒論は個別指導になりますが、ゼミ生相互で意見交換することも非常に参考になりますので、ゼミでは毎回、少しづつでもレジュメを書くことを指導して行きます。 |
履修上の注意事項 | ゼミナール生は必須とする。就職活動以外の無断欠席は認めない。 前期は卒業研究論文作成の準備として卒業研究のテーマについて、取りまとめをします。ゼミ生各人のテーマに沿って個別指導します。 また、後期は卒業論文作成として、前期の卒業研究の深堀をするか、新規にテーマを起こして卒論にするのかを決めます。文章を論理的に描くことはなかなか難しいことですが、大きく現状と課題を明確にすると、それ以降の展開がし易くなります。そのため、必ず、毎回、レジュメを作成することを義務付けます。 【授業の進め方】この卒論ゼミは、基本的には対面方式で行いますが、新型コロナウイルスの影響如何によってはWeb授業とする場合もあります。 |
成績評価の方法・基準 | ゼミ生各自のテーマの設定、スケルトンの作成、スケジュール管理、資料収集、文献の読破と整理、進捗状況を把握し、前期の卒業研究ではその取り組み(30%)、研究レポート(70%)をもって総合的に評価する。また、後期については、内容の充実度、レジュメの作成(30%)、卒業論文(70%)によって評価を行う。 |
テキスト | ゼミ生各自でテーマが違いますので、卒論執筆に必要な文献、データ、資料の紹介を随時行う。 |
参考文献 | ゼミ生各自のテーマに沿った参考文献、データ、業界紙などは随時紹介する。 |
主な関連科目 | マーケティング・リサーチⅠ、消費市場調査論、ブランド戦略、流通論、マーケティング論、 消費行動心理学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
1.ゼミ時間内に毎回、質問があるか否か尋ねます。 2.ゼミ時間外では、研究室3419でも構いません。遠慮せず来て下さい。 3.随時相談を受けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(D群) | - | 2016~2016 | 4 |