授業コード 11021200 クラス
科目名 証券市場論Ⅰ 単位数 2
担当者 仲村 靖 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 証券市場論Ⅰ Theory of Securities Market Ⅰ
授業の概要  証券市場の基礎概念と、わが国の証券市場の歴史的発展について解説します。
 続いて、証券投資の基礎について解説します。
学習の到達目標 証券市場の役割と証券投資に関する基礎的な知識を習得できる。
授業計画 第1回 証券市場論の対象
 有価証券とは何か、金融市場の構成などについて序論的な説明を行う。
第2回 金融取引の特徴
 間接金融と直接金融、情報の非対称性
第3回 証券市場の構成と役割
 証券の発行市場と流通市場およびその役割を解説する。
第4回 証券会社と証券取引所の役割
 証券会社と証券取引所の役割を解説する。
第5回 証券取引所取引
 上場とは? 株価指数
第6回 証券価格の形成
 証券価格と利子率の関係、リスク・プレミアムについて解説する。
第7回 金融自由化と企業金融の変貌① 高度成長期
 部門別資金需給の変化を軸に戦後日本の証券市場の発達を概観し、企業の資金調達・運用の変貌の意味について考察する。
第8回 金融自由化と企業金融の変貌② 安定成長期
 部門別資金需給の変化を軸に戦後日本の証券市場の発達を概観し、企業の資金調達・運用の変貌の意味について考察する。
第9回 金融自由化と企業金融の変貌③ バブル期とその後
 部門別資金需給の変化を軸に戦後日本の証券市場の発達を概観し、企業の資金調達・運用の変貌の意味について考察する。
第10回 投資の基礎概念①
 お金の時間的価値、単利と複利
第11回 投資の基礎概念②
 期間収益率への換算(単利法・複利法)、多期間投資の平均収益率(算術平均・幾何平均)
第12回 投資の基礎概念③
 割引現在価値の考え方
第13回 債券投資の基礎知識①
 債券の価値、内部収益率
第14回 債券投資の基礎知識②
 各種債券利回り
第15回 株式投資の基礎知識
授業外学習の課題 講義は体系的に行われます。既に学習した内容を前提として講義が展開されていきますので、分からなかった事柄は、質問するなり自分で調べるなりして、積み残したままにしないようにしましょう。受講前に前回までのノートを復習しておくと、講義の理解がスムーズになるでしょう。
履修上の注意事項 計算問題を頻繁に解いてもらいますので、特に指数計算のできる電卓(関数電卓や金融電卓)かPCを用意してください。(スマートフォンにプリインストールされている計算機アプリでも大丈夫です)。
成績評価の方法・基準 【前期末試験】有
小テスト20%、前期末試験80%で評価します。欠席は減点。
常に出席して講義を良く聴いていないと、単位取得は難しいでしょう。
テキスト ナシ。必要な資料等はファイルに表示します。
参考文献 野村證券投資情報部編『証券投資の基礎』丸善 2002年
氏家純一編『日本の証券市場』東洋経済新聞社 2002年
広島修道大学商学部国際商学科編
 『はじめての国際商学』 フタバ図書 2004年 第14章
主な関連科目 証券市場論Ⅱ、金融システム論・金融政策論、外国為替論・国際金融論、経営財務論Ⅰ・Ⅱ、ファイナンス論Ⅰ・Ⅱ、C群特殊講義(証券投資とライフプランニング)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
メールで問い合わせてください。個別にメールを返信する、必要があれば受講生全員に向けて情報を提供する、いずれかの方法で対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2016~2016 3・4
商学部商学科(C1群) FCBS33110 2017~2022 3・4
商学部経営学科(C群) 2016~2016 3・4
商学部経営学科(C3群) FCBA33306 2017~2022 3・4