授業コード 10030200 クラス
科目名 海外ビジネス研修 単位数 2
担当者 新本 寛之 他 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中国大連における観光業界を知る -課題解決プランの提案-
授業の概要  中国大連市において、観光業に係る実習・研修的な就業体験の場を提供します。
 授業内容は、「観光業」(旅行業、宿泊業、運輸業、飲食業、製造業等)をキーワードに「課題協働解決型研修」として位置づけます。つまり、大連観光業界から事前にご提供いただいた課題について、渡航前から分析準備を進めます。そして、大連では協力企業での実習・研修・ヒアリングを体験する中で、その解決プランを練ります。その成果について現地課題提供企業にて中間報告(日本語)を試みます。
 また、大連市場調査において、日系企業を含む小売業(百貨店、コンビニ、アパレル店、飲食店等)を視察します。大連滞在は8月下旬の10日間を予定しています。中国語学力は特に求めませんが、交換留学提携校である東北財経大学で旅行中国語研修も導入しています。
 帰国後は、課題解決プランの完成を目指し、最終報告会に臨みます。加えて、この授業によって学び得た財産およびそれを自身の将来にどう生かしていくかについてレポートを作成します。
 国内外を問わず観光業界に関心のある学生はもちろん、国際的視野を広げ、グローカル人材に必要な資質を中国で磨きたいと考える学生を歓迎します。

◎協力企業等(順不同、予定)  
株式会社西日本日中旅行社広島支店
中国旅行社総社(大連)有限公司
大連東旭国際旅行社有限公司
大連九州国際大酒店
大連日航飯店
日本航空公司大連支店
中国国際航空広島支店
大連三島食品有限公司
三星文化礼品店
大連漫歩広告有限公司
在瀋陽日本国総領事館在大連領事事務所
東北財経大学
学習の到達目標 ◎観光業界における国際的知識を修得できる。
◎国際的職業観の涵養、海外ビジネスマナーの習得、国際コミュニケーション能力および課題解決能力の向上により、“Think Globally,Act Locally!” 可能なグローカル人材を目指す。
授業計画 第1回 ◎第1回~第8回は本学で実施します。
中国の経済社会研究
第2回 旅行プラン作成の知識と日中観光事情
第3回 大連の観光資源研究
大連訪問企業および業界研究
第4回 課題解決プラン作成① -テーマ設定-
第5回 課題解決プラン作成② -ターゲティング-
第6回 課題解決プラン作成③ -大連観光地情報収集-
第7回 課題解決プラン作成④ -スケジューリング-
第8回 中間報告会とその講評
第9回 ◎第9回〜第12回は大連10日間で実施します。
夏季休暇中:大連の企業等で研修(空港視察、大連経済と治安情報、旅行中国語研修)
第10回 夏季休暇中:大連の企業等で研修(航空業界および中国航空事情、大連日本航空研修、ホテル実習)
第11回 夏季休暇中:大連の企業等で研修(機内食等食品製造工場視察、飲食業研修、伝統工芸品視察)
第12回 夏季休暇中:大連の企業等で研修(添乗員・ガイド実習、中間報告会、大連市場調査)
第13回 ◎第13回~第15回は本学で実施します。
課題解決プラン作成⑦ -グループごとにプラン内容指導-
第14回 課題解決プラン作成⑧ -グループごとに報告指導-
第15回 最終報告会とその講評
授業外学習の課題 ◎課題解決プラン作成において、渡航前の事前準備力が大連での中間報告会の成果につながります。主体的な取り組みに期待します。
◎観光業界および中国に関連する新聞記事等を読む習慣をつけましょう。
履修上の注意事項 ◎履修登録前の事前説明会への出席を条件に履修者を決定します。
◎本学実施の授業(第1回~第8回、第13回~15回)は、原則火曜日の5限、隔週で開講します。
◎下記「主な関連科目」の履修を勧めます。
◎渡航費用が別途必要です。


【不測の事態により、大連研修プログラムが変更ならびに中止となることがあります。】
成績評価の方法・基準 ◎事前、大連および事後研修70%、レポート30%で評価します。
◎中国渡航が実現しない場合、「学習の到達目標」に達することができないため単位認定されません。
テキスト 必要に応じて資料を配布します。
参考文献 上海ベスト広告編『大連〜空と海のガイドブック』大連国際机場集団有限公司、2018年。
タビトモ『大連』JTBパブリッシング、2012年。
その他、授業の中で紹介します。
主な関連科目 観光論、国際観光、観光ビジネス、国際貿易論、アジア経済論など。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
◎水曜日13時~17時をオフィス・アワーにあてています。ただし、会議等で不在の場合もあるのでメール等での事前連絡が望ましいです。
◎メールやリモート(Zoom等)でも対応します。メール・アドレスは最初の授業で伝えます。
◎課題等のフィードバックについては、授業中に対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C4群) FCBS33411 2017~2022 3・4
商学部経営学科(C4群) FCBA33411 2017~2022 3・4