授業コード 10026800 クラス
科目名 C群特殊講義(金融演習Ⅲ) 単位数 2
担当者 NGUYEN Duc Lap 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 金融演習Ⅲ Seminar on Finance Ⅲ
授業の概要  金融演習Ⅰ・Ⅱで学習した基礎理論をふまえ、金融に関する理論の応用と分析方法を習得する。前半は保険の役割や業務および経営戦略に焦点を当て解説する。後半では資産運用における分散投資の意味から投資理論へ展開しながら、リターンとリスクの関係について詳細に説明する。ポートフォリオ理論の解説に止まらずに学生に実際のデータを収集してもらい、EXCELによるポートフォリオ構築を挑戦し、学んだ金融理論の理解をさらに深めてゆく。
学習の到達目標 金融に関する理論分析の考え方・分析方法を習得する。
授業計画 第1回 保険会社の役割とその業務
第2回 保険商品と保険会社①(生命保険)
第3回 保険商品と保険会社②(損害保険)
第4回 保険商品と保険会社③(第3分野保険)
第5回 保険会社の経営戦略
第6回 グローバル化経済における保険会社の意義
第7回 資産運用と分散投資
第8回 金融資産のリターンの計算
第9回 リスクの概念とその計算
第10回 ポートフォリオ分散投資の効果
第11回 2つの証券で構築するポートフォリオ
第12回 無リスク資産の導入と分離定理
第13回 CAPMとポートフォリオの評価
第14回 ポートフォリオ構築の演習
第15回 総括
授業外学習の課題  演習は体系的に行われる。既に学習した内容を前提として演習が展開されていくので、分からなかった事柄は、質問するなり自分で調べるなりして、積み残したままにしないようにする。受講前に前回までのノートを復習しておくと、演習の理解がスムーズになるだろう。
履修上の注意事項 金融演習Ⅰの履修者、もしくは金融演習Ⅱの履修者、もしくは外国為替論あるいは金融システム論の単位収得者を対象する。
「金融特別プログラム」の専攻を考える学生は後期の金融演習Ⅳもあわせて履修してください。
授業中の私語やスマートフォンの私用操作は,授業への取り組みを妨げるので厳禁です。

【対面授業】有【非対面授業】無
基本的に対面授業を行うが、コロナウィルス感染拡大状況によって非対面授業に切り替えることはある。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(50%)、小テストやレポート(50%)によって総合的に評価する。
テキスト 必要な資料はプリントして配布する。
参考文献 手嶋宣之 (著) (2011) 『基本から本格的に学ぶ人のためのファイナンス入門』ダイヤモンド社
キース・カットバートソン (著), ダーク・ニッチェ (著), 吉野 直行 (監修, 翻訳), (2013) 『ファイナンスの基礎理論―株式・債券・外国為替』
主な関連科目 ファイナンス論Ⅰ・Ⅱ、証券市場論Ⅰ・Ⅱ、金融実務Ⅰ・Ⅱ、C群特殊講義(証券投資とライフプランニング)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
①まず、授業中に質問してください。
②授業中が難ければ、授業終了後に質問してください。
③これも難しい場合は、アポイントメントを取ってください。時間を調整する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2016~2016 3・4
商学部経営学科(C群) 2016~2016 3・4