授業コード 10024200 クラス
科目名 上級簿記演習Ⅱ 単位数 2
担当者 井奈波 晃 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日商簿記1級(商業簿記・会計学)の問題演習(Exercises of The Bookkeeping)
授業の概要 本科目の目的は、日本商工会議所簿記検定試験1級レベルの商業簿記・会計学に関する問題を解けるようにすることです。上場会社等の大会社の経済活動を会計処理し、財務諸表および連結財務諸表にまとめ、利害関係者にむけて公表するための技術を習得します。
本科目は、「簿記原理Ⅰ・Ⅱ」(日商簿記3級レベル)、「中級簿記Ⅰ・Ⅱ」(日商簿記2級レベル)に連続するものです。したがって、これらの科目を履修済みであることが望ましいです。さらに、「上級簿記Ⅰ」および「上級簿記演習Ⅰ」(日商簿記1級レベル)を履修済みで、「上級簿記Ⅱ」を同時に履修することが望ましいです。
授業では、扱う論点の概要とその論点における代表的な問題を取りあげます。内容を十分に習得するために、授業外の自学自習が求められます。

本科目は、学生による報告と問題演習を中心として行います。

本科目は「上級簿記Ⅰ・Ⅱ」および「上級簿記演習Ⅰ」に連動する科目であり、これらの科目で扱った論点に関する問題演習を行います。
学習の到達目標 1.日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)レベルの論点を理解できる。
2.日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)レベルの会計処理を説明できる。
3.日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)レベルの問題を解ける。
授業計画 第1回 授業の進め方と学習方法について
第2回 有価証券
第3回 固定資産①
第4回 固定資産②
第5回 社債
退職給付
第6回 貸倒引当金
為替予約
第7回 純資産
第8回 ソフトウェア
現金預金
税効果会計
第9回 商品売買
第10回 これまでのまとめと問題演習
第11回 成果連結
第12回 資本連結
第13回 包括利益
第14回 企業結合
事業分離
第15回 持分法
特殊商品売買
授業外学習の課題 1.本科目では、日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)レベルの問題演習を行います。したがって、日商簿記検定1級の内容を前提として授業が進みますので、一通りの論点を十分に復習しておくようにしてください。
2.予習・復習は必ず行うようにしてください。
3.授業外の課題を課す場合があります。
履修上の注意事項 1.本科目を履修する際は、「上級簿記Ⅰ・Ⅱ」「上級簿記演習Ⅰ」も必ず履修してください。また、本科目に近い内容を扱う「会計学演習Ⅱ」を履修することを勧めます。
2.日商簿記検定3級および2級(商業簿記・会計学)の内容をよく理解していることが求められます。また、日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)の内容を学習済みであることが求められます。
3.会計処理の背後にある理論に関しては、「会計学原理Ⅰ・Ⅱ」、「財務会計論Ⅰ・Ⅱ」で学びます。これらの科目を履修することを勧めます。
4.毎時間、電卓を持参してください。スマートフォンや携帯電話の電卓は試験で使用できません。
5.基準の変更等により内容が変わることがあるので、教科書は必ず最新版を使用してください。
6.履修者の理解度や進度を鑑みて、計画が変更となることがあります。
7.6回以上欠席した、報告をしていない、課題を提出していない、のいずれかに該当する場合は、単位を認定しません。
8.学生の報告と問題演習が主体となる授業であるため、報告担当日の無断欠席は厳禁です。
9.授業前に教科書の予習が求められます。
10.授業中に日商簿記検定1級の教科書を参照することがあります。各自が所有している教科書を持参してください。参考として、参考文献の1~3冊目に「上級簿記Ⅰ・Ⅱ」および「上級簿記演習Ⅰ」で使用したテキストをあげています。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み姿勢(40%)、授業中の課題(60%)で評価します。
テキスト 1.桑原知之(編・著)『日商簿記1級 だれでも解ける過去問題集 第3版』ネットスクール出版、2022年。

※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。
参考文献 1.TAC出版開発グループ (著)、滝澤 ななみ (監修)『簿記の教科書 日商1級 商業簿記・会計学1 損益会計・資産会計編 第9版 (みんなが欲しかった! シリーズ) 』TAC出版、2021年。
2.TAC出版開発グループ (著)、滝澤 ななみ (監修)『簿記の教科書 日商1級 商業簿記・会計学2 資産会計・負債会計・純資産会計編 第9版 (みんなが欲しかった! シリーズ) 』TAC出版、2021年。
3.TAC出版開発グループ (著)、滝澤 ななみ (監修)『簿記の教科書 日商1級 商業簿記・会計学3 企業結合会計・連結会計ほか編 第9版 (みんなが欲しかった! シリーズ) 』TAC出版、2021年。
4.桜井久勝『財務会計講義(第23版)』中央経済社、2022年。
5.日本公認会計士協会、企業会計基準委員会編『会計規則集』日本公認会計士協会出版局。

※もし最新版がある場合は、そちらを使用してください。

※本科目を履修するにあたり、問題演習時の参照物として、日商簿記検定1級(商業簿記・会計学)に関する教科書の持参を推奨します。教科書は必ずしも上記のものである必要はありません。
主な関連科目 会計関連のすべての科目。特に「上級簿記Ⅰ・Ⅱ」、「上級簿記演習Ⅰ」、「会計学演習Ⅰ・Ⅱ」。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業後に対応します。
URLリンク 商工会議所の検定試験

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(C群) 2016~2016 3・4
商学部商学科(C3群) FCBS33317 2017~2022 3・4
商学部経営学科(C群) 2016~2016 3・4
商学部経営学科(C2群) FCBA33204 2017~2022 3・4