授業コード | 06106411 | クラス | 11 |
科目名 | 多文化交流プロジェクト(現代の社会) | 単位数 | 2 |
担当者 | 横田 和子 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 多文化交流プロジェクト(現代の社会) Multicultural Project in Japanese (Contemporary Society from a Global Standpoint) |
授業の概要 | 今回の「現代の社会」では、「ヒロシマ」をベースに「平和の文化」をめぐる対話をテーマとします。 (議論はありますが、ここではカタカナの「ヒロシマ」という表記をあえて用います) 年々、被爆者の数も減り、記憶の継承の問題が深刻化しています。そのことに危機感を持ち、 何かしたいと考えている若い人も確実に増えている思いますが、日本社会全体で見れば、 そうした若い人はあまり多数派ではないかもしれません。 そこで、「ヒロシマ」をめぐる対話をきっかけとして、 またユネスコの提唱する「平和の文化」、あるいは「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」というユネスコ憲章の前文についても参考にしながら、自分の想いを表現し、他者と協働する場にしたいと思います。 平和という誰もが当事者であり得る社会課題をめぐって、ともに学び合っていきましょう。そして、 答えの出ない問いに向き合い、対話の難しい課題について、対話を試みることに挑んでほしいと思います。 |
学習の到達目標 | 現代の社会課題(今回は、「平和の文化」をめぐる対話)を多様な視点や立場から多角的に捉え直し、また深く掘り下げることができる。 異質な他者の意見、価値観を尊重し、また自らの意見を他者に伝えることができる。 日本語レベルを始め、多様な背景を持つ他者と協働できる。 単なる国際交流ではなく国際協働になるよう、一つの社会課題を深く掘り下げ、粘り強く他者と対話することができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション、自己紹介、アイスブレイク |
第2回 | あなたにとって「平和」とは:絵本を使って | |
第3回 | 「ヒロシマと日本文化」「真珠湾とヒロシマ・ナガサキ」 | |
第4回 | ゲストスピーカーによる授業 『原爆をめぐる日本人の語り』 | |
第5回 | 「ヒロシマ」を語ることの難しさーカメラマン・オダネル、カナダの先住民デネー族、韓国のヒロシマ、それぞれの場所から | |
第6回 | グループ決定 アイスブレイク、テーマのアイデア出し | |
第7回 | グループ発表に向けた準備(1) テーマ決定、役割確認、計画作成、全体構想 | |
第8回 | グループ発表に向けた準備(2) インタビュー企画 | |
第9回 | グループ発表に向けた準備(3) インタビュー実施 | |
第10回 | グループ発表に向けた準備(4) 原稿作成、資料作成 | |
第11回 | グループ発表リハーサル | |
第12回 | グループ発表(前半) | |
第13回 | グループ発表(後半) | |
第14回 | 対話によるふりかえり | |
第15回 | レポート読み合い・全体ふりかえり |
授業外学習の課題 | グループ発表に向けた継続的な準備が必要です。また、グループメンバーと協力して課題に取り組むことが求められます。授業外学習に要する時間は週2時間前後です。 |
履修上の注意事項 | ■対面授業を行います。 ■履修方法は、「ウェブ履修抽選」です。定められた期日にエントリーをしてください。 ■定員は、16名程度です。 ■多文化交流プロジェクトは、留学生と日本人学生が共に学ぶことを目的とする国際共修科目です。しかしながら、コロナ禍の影響で在籍する留学生の数が例年より限定されています。履修者が日本人学生のみとなる(国際共修とならない)可能性があることを承知の上で履修を検討してください。 ■履修者の構成人数によって、授業計画が変更となる場合があります。 ■重たい話題を扱います。時には、しんどい、つらいという声もあると思います。希望につながるような時間にしたいと思っていますが、人によっては、普段、友達とも話さないような重たい話題を扱うということで、よく考えて履修してください。 |
成績評価の方法・基準 | 提出物30%、プレゼンテーション30%(発表を含む)、授業への取り組み20%、最終レポート20%を目安に総合的に評価します。また、遅刻・欠席は減点対象とします。【期末試験】無 |
テキスト | 必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献 | 授業中に適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 日本語Ⅰ-31、日本語Ⅴ-31、日本語Ⅵ-31 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
課題のフィードバックは授業内で行います。 質問や相談は授業終了後、またはE-mailで受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
商学部商学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
商学部経営学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
経済科学部現代経済学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
経済科学部経済情報学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
人文学部人間関係学科社会学専攻(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
人文学部教育学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
人文学部英語英文学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
法学部法律学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
法学部国際政治学科(グローバル科目) | - | 2018~2020 | 1・2・3・4 |
人間環境学部人間環境学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
健康科学部心理学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
健康科学部健康栄養学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2017~2022 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(グローバル科目) | - | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部国際政治学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2018~2022 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(グローバル科目) | - | 2017~2017 | 1・2・3・4 |
国際コミュニティ学部地域行政学科(グローバル科目) | WIAC30203 | 2018~2022 | 1・2・3・4 |