授業コード 05500382 クラス 82
科目名 修大基礎講座 単位数 2
担当者 中園 篤典 他 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 修大基礎講座 Shudo First Year Experience
授業の概要  この科目は、一年次生が大学での学びや大学生活に円滑に移行するために、大学生としての態度や姿勢を身につけ、大学の学びに必要な学習スキルを習得することを目的とする。
 大学で学ぶためには、一年次生は、大学4年間の目標を明確にし、高校までの教育とは異なる大学の「学び」に特有なスキルを身につけ、主体的に学ぶことが必要である。また、大学生活を有意義にするために、大学の仕組みを理解し、大学の教職員や先輩や友人と深く関わることが必要である。以上の内容を通して、一年次生が大学での学びと生活の基礎を築くことを目指す。
 これらを踏まえ、本講義は大学での生活・学習態度(前半7回)および学習スキル(後半8回)に関する内容の二部構成で行う。前半には大学での有意義な時間の使い方そして効率的に学ぶ方法、後半には文章の書き方、ノートの取り方、そして提出を求められることが多いレポートの作成法について手ほどきする。
学習の到達目標 (1) 大学生として生活・学習態度を身に着け、実践することができる。
(2) 大学での学びに必要な学習スキル(テキスト文献の読み方・要約とレポートの書き方)の基礎・基本を身に着けることができる。
授業計画 第1回 ノートテイキング(学習支援センター)
第2回 4年間の学びの設計(学習支援センター)
第3回 図書館活用法 -The Road to Library Expert : Step1- (図書館)
第4回 修大の歴史と成長サポート体制 -成長するための留意事項-(総合企画課・ひろしま未来協創センター・学生センター)
第5回 自己発見と自律へのアプローチ① -自分の特徴を見つける(学習支援センター)
第6回 自己発見と自律へのアプローチ② -自分の強みの源泉と伸びしろを探る(学習支援センター)
第7回 目標設定と時間管理(学習支援センター)
第8回 文章の書き方①(読んでもらうために・公的な場所で通用する文章を書く)
第9回 文章の書き方②(自分自身の文章を書く・説得力のある文章を書く)
第10回 文章の書き方③(いろいろな文章を書いてみよう)
ノートの取り方①(メモをとる)
第11回 ノートの取り方②(要点をまとめる・ノートをつくる)
第12回 ノートの取り方③(授業をノートする・テキストをノートする)
第13回 レポートの書き方①(レポートの構造・文書の原理原則)
第14回 レポートの書き方②(主張と根拠の関係性・レポートを書く前に)
第15回 レポートの書き方③(3部構成で書く)
授業外学習の課題  前半の部局が担当する授業では、毎回、授業内容に沿った宿題やワークが出されので、提出期限を守って取り組もう。また、後半の教員が担当する授業については、下記に従うこと。
(1) テキストの指定された箇所をを事前に熟読し、内容を理解する。
(2) 授業内容に沿った予習課題を課す。
(3) 授業内容に沿った宿題を課す。(宿題は完成させて、期限内に提出する。)
履修上の注意事項 ・授業全体を通して対面授業を実施し、授業内・外でのワークや宿題が重視される。
・前半の部局が担当する授業と後半の教員が担当する授業とは、教室が違っているので、指示に従うこと。
・授業初回に『ラーニング★ナビ -大学の学びとスタディスキル-』(学習支援センター編)を配付するので、授業には必ず持参すること。
・部局担当最終授業の第7回目からは、各自購入した『大学生・短大生のための大学での学び方、改訂版』(2019年、旺文社)も必ず持参すること。
成績評価の方法・基準  部局担当分46点、教員担当分54点でワークや宿題をもとに総合的に評価する。宿題等には提出期限があり、期限内の提出物のみ採点対象とする。これらの採点の合計が60%以上を単位取得とする。
テキスト ・前半の部局が担当する授業では、「修大基礎講座 部局担当レジュメ」を配布・使用する。
・授業初回に配布する学習支援センター編『ラーニング★ナビ-大学の学びとスタディスキル-』を授業に携行すること。
・後半の教員が担当する授業で使用する『大学生・短大生のための大学での学び方、改訂版』(2019年、旺文社)を、必ず各自購入し授業に持参すること。(購入時期・方法は前半部局授業内で案内予定。)
・授業では、適宜、プリント資料が配布される。
参考文献 山口裕之 『コピペと言われないレポートの書き方教室』 新曜社、2015
井下千以子『思考を鍛えるレポート・論文作成法』 慶應義塾大学出版会、2019
木下是雄 『レポートの組み立て方』 ちくま学芸文庫、1994
専修大学出版企画委員会 編『新・知のツールボックス : 新入生のための学び方サポートブック』専修大学出版局、2018
井下千以子 『思考を鍛える大学の学び入門 : 論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで』第2版 慶應義塾大学出版会、2020
主な関連科目 初年次セミナー
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・宿題、課題等に関する質問や相談は、基本的に講義中に受け付ける。
・充分な回答時間が確保できない場合、㋐第1回目から第7回目の授業については授業計画に記載された授業回の担当部局、そして㋑第8回目から第15回目までの授業については担当教員がメール等で対応する。
・また、修大基礎講座の授業全般に関する質問や相談は、学習支援センターが受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(修道スタンダード科目) 2011~2016 1
人間環境学部人間環境学科(修道スタンダード科目) WSSF10105 2017~2022 1