授業コード | 05300448 | クラス | 48 |
科目名 | 初年次セミナー | 単位数 | 2 |
担当者 | 柳迫 周平 | 履修期 | 後期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 初年次セミナー Freshperson Seminar |
授業の概要 | この授業科目は、法律学科1年次生が後期に必ず履修登録するものです。 この授業では、前期に履修する修大基礎講座の成果を受けて、2年次以降の学修にとって有益な情報・技術を受講生に提供し、それをふまえた種々の作業を行うことを予定しています。 授業は、リーディング、ライティング、ディベートのスキルを学んでいきます。 リーディングでは、条文や判決文の読み方、関連文献の読解などを取り上げます。ライティングでは、リーディングでの検討を踏まえて、レポートの書き方や報告レジュメの作成を学びます。ディベートは、それらの検討のまとめとして、意見の対立する論点を提示して討論をおこないます。 まず、授業の前半ではリーディング・ライティング・ディベートに関するスキルの基礎を学んでいきます。授業の後半では、前半で習得したスキルを基礎に具体的なテーマに沿って実践してもらいます。そして、学期末には最終課題として、自身が報告したテーマに関してレポートを作成してもらいます。 |
学習の到達目標 | この授業科目の到達目標は、2年次以降の法律の学修に必要な基礎的知識・スキルを獲得することです。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(授業の目標や各分野の内容、進め方の説明) |
第2回 | リーディングスキルの基礎―有用な文献の探し方 | |
第3回 | ライティングスキルの基礎①―形式面 | |
第4回 | ライティングスキルの基礎②―内容面 | |
第5回 | ディベートスキルの基礎―報告準備・報告の方法 | |
第6回 | リーディングスキルの実践①(夫婦の氏) | |
第7回 | ライティング・ディベートスキルの実践①(夫婦の氏) | |
第8回 | リーディングスキルの実践②(同性カップルの法的地位) | |
第9回 | ライティング・ディベートスキルの実践②(同性カップルの法的地位) | |
第10回 | リーディングスキルの実践③(母子関係と内密出産) | |
第11回 | ライティング・ディベートスキルの実践③(母子関係と内密出産) | |
第12回 | リーディングスキルの実践④(生殖補助医療と父子関係) | |
第13回 | ライティング・ディベートスキルの実践④(生殖補助医療と父子関係) | |
第14回 | 文献・判例検索ガイダンス *なお、文献・判例検索ガイダンスの日程については、あらためて提示します。それにともない上記の授業計画(各回の順序)には変更が生じえます。 |
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第15回 | 総括(まとめと最終レポートの注意点など) |
授業外学習の課題 | 授業に必要な論文・判例などを指示し、その熟読を求めます。 指示されたテーマについて、レポート・報告資料等の作成提出を求めます。 |
履修上の注意事項 | 1年次後期の履修登録指定科目です。授業全体を通して、授業への出席、授業時間内外での課題や作業が重視されます。 |
成績評価の方法・基準 | 各スキルの基礎を学ぶ回(第2~5回)で課す課題の実施状況(40点)、各スキルの実践回(第6~13回)における報告(20点)及び議論への参加状況(10点)、最終レポートの内容(30点)で評価します。 |
テキスト | 小笠原喜康『最新版 大学生のためのレポート・論文術(講談社現代新書)』(講談社、2018) |
参考文献 | 黒木登志夫『知的文章術入門(岩波新書)』(岩波書店、2021) その他、授業中に必要に応じて紹介します。 |
主な関連科目 | 修大基礎講座、法律基礎A(法律学科入門)、教養科目のうち法学のほか法律学を内容とする授業科目、主専攻科目のうち法律基礎科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業に関する質問については授業終了後に対応します。その他、メールやMoodle等による相談にも対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
法学部法律学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 1 |
法学部法律学科(修道スタンダード科目) | WSSF10203 | 2017~2022 | 1 |
法学部国際政治学科(修道スタンダード科目) | - | 2011~2016 | 1 |
法学部国際政治学科(修道スタンダード科目) | WSSF10203 | 2017~2017 | 1 |