授業コード 84001200 クラス
科目名 家庭支援論 単位数 2
担当者 佐々木 尚美 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 家庭を取り巻く社会環境と子育て支援の基礎知識
授業の概要 現代の家庭を取り巻く社会状況や家族関係は大変複雑化しており、社会的な子育て家庭支援が必要となってきています。本授業では、子どもの背景にある家庭の機能について理解を深め、現代家族の抱える問題を明らかにした上で、子育て家庭への支援活動、関係機関との連携などについて学びます。また、保育者が家庭に対してどのような支援や働きかけを行っていけばよいのか、その具体的方策を考察します。
【実務経験内容:保育現場における家庭支援・学校現場及びクリニック等における心理相談支援】
学習の到達目標 ・家庭の意義と機能について理解することができる。
・子どもを取り巻く現代社会の状況と子育て支援について考察することができる。
・多様な家庭のニーズに応じた子育て支援施策とサービスについての基礎知識を修得し説明できるようになる。
・保育者としての子育て支援の役割と関係機関との連携について考察を深めることができる。
授業計画 第1回 「家庭支援論」を学ぶ意義と目的
第2回 子育て家庭を取り巻く社会状況
第3回 家庭の機能と役割
第4回 現代家族の抱える問題と子育て(1)夫婦・親子関係の理解と支援
第5回 現代家族の抱える問題と子育て(2)親の理解と支援
第6回 現代における子育て家庭の就労の理解と支援
第7回 保育所と地域の専門機関との連携
第8回 子育て支援施策とサービス
第9回 家庭支援の基本としての相談支援
第10回 児童養護の体系と家庭支援
第11回 保育所による家庭支援の実際
第12回 児童福祉施設での家庭支援の考え方
第13回 特別な配慮を要する家庭への支援の実際
第14回 諸外国における子育て支援(国際比較)
第15回 子育て支援と保育者の役割
授業外学習の課題 ・日頃から、ニュースや新聞記事・インターネット等により、子育て家庭における様々な情報を収集しておく。
・授業終了時に提示した課題についてレポートを作成する。
履修上の注意事項 【対面で実施】
教科書を事前に読み予習し、主体的な態度で授業に参加しましょう。
成績評価の方法・基準 試験(50%)、課題レポート(20%)、リアクションペーパー(15%)、受講態度(15%)により総合的に評価する。
テキスト 白幡久美子編「改訂 保育士をめざす人の家庭支援」(みらい)
参考文献 授業内で適宜紹介します。
主な関連科目 子ども家庭支援の心理学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
毎回、授業後に振り返りシートで確認し、授業終了後に質問に応じる。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(資格関連科目) 2016~2018 3・4