授業コード 83100200 クラス
科目名 生涯学習論Ⅱ 単位数 2
担当者 山川 肖美 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 生涯学習の展開-学習実践にみる特質と課題、展望-
授業の概要 本授業では、生涯学習の実践的展開に目を向ける。主になる柱は次の3点である。受講生と共に考えていきたい。

(1)現在、生涯学習を展開・支援する機会にはどのようなものがあるか。
(2)これから、生涯学習はどこに向かおうとしているのか。
(3)生涯学習の成果は社会の中でどのように循環していくのか。

生涯学習はみんなの知らないあるいは気づいていない世界。しかし、実は身近にあることを本講義を通して知り、少なくとも本講義受講中は、生涯学習を実践している場に目を向けて欲しい。
本授業は、社会教育主事任用を資格する上での必修の科目でもあるため、本資格への対応も考慮する。
学習の到達目標 生涯学習の実践と、生涯学習と教育・社会との関係を多面的に理解し、新たな生涯学習観を持つことができるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス:生涯学習実践の場とは?
      生涯学習の原理と教育3領域+学習
第2回 生涯学習と社会教育(1)社会教育法を読み解く
第3回 生涯学習と社会教育(2)社会教育、今昔
第4回 生涯学習と社会教育(3)学習プログラムとエンパワーメント
第5回 社会教育実践の場としての公民館の歴史
第6回 社会教育実践の場としての公民館のいま・これから
第7回 中間テストと解説、ここまでの振り返り
第8回 生涯学習と企業
第9回 生涯学習と市民の力
第10回 生涯学習と家庭教育
第11回 生涯学習と家庭教育支援
第12回 生涯学習と学校
第13回 社会教育と学校教育の連携・融合
第14回 生涯学習実践における評価・活用
第15回 総括テストと解説、全体総括
授業外学習の課題 1 当該授業の前後に予習・復習をして臨むことを期待する。
2 社会教育や家庭教育支援に関してそれぞれ小レポートを課す予定である。主体的に関連文献を読みデータ収集をし精力的にレポート作成に励んでほしい。
3 下に掲げた参考文献を読むこと。
履修上の注意事項 1 授業は私からの学問的メッセージを伝える場でもある。メッセージに対して受信・返信する意欲と態度のない者、他の受講生に迷惑をかける者は受講を再考いただきたい。
2 授業用教材は前日までにmoodleに掲出する。紙媒体が必要な場合には、それを各自で印刷してほしい。
3 授業に関する連絡は、口頭かmoodleで行うため、どちらにも留意していただきたい。
4 欠席は減点とする。10分以上遅刻した場合には出欠カードは配布しない。公共交通機関の遅延等特別な事情がある場合にはこの限りではないため、事情を申し出ることができる。
成績評価の方法・基準 授業内に実施する2回のテスト80%、授業への参画態度20%(課題への取り組み、コミュニケーションカード等で総合判断)で総合的に評価する。
テキスト なし(毎回、本授業にオリジナルのプリントを配布し、適宜参考文献を紹介する。)
参考文献 ・鈴木眞理・熊谷慎之輔・山本珠美編著『社会教育計画の基礎』学文社、2012
・小池源吾・手打明敏編著『生涯学習社会の構図』福村出版、2008。
・赤尾勝己編著『生涯学習論を学び人のために』世界思想社、2004。
・佐々木正治編著『21世紀の生涯学習』福村出版、2001。
主な関連科目 生涯学習論Ⅰ、社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育演習、社会教育実習など
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・必要な場合には、いつでも、メールにて質問・相談を受け付ける。
・課題については解説を行ったり問い合わせに応じたり等によりフィードバックをする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(資格関連科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2011~2021 1・2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) 2011~2015 1・2・3・4
人文学部教育学科(資格関連科目) 2016~2021 1・2・3・4
健康科学部心理学科(資格関連科目) 2017~2021 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(資格関連科目) 2018~2021 1・2・3・4