授業コード 81111200 クラス
科目名 視覚障害概論 単位数 2
担当者 藤原 隆 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 視覚障害のある人の心理,生理及び病理に関する知識と,教育課程及び指導法についての概説
授業の概要 はじめに視覚に障害のある人の視覚機能と眼疾患及び検査法について説明し,視覚障害のある幼児児童生徒に対する教育を実践するために必要な心理,生理及び病理に関する基本的な知識を身に付ける。
次に視覚障害特別支援学校における教育課程と,教育指導の際に必要とする方法や配慮事項の概観について学び,点字の理論と指導の実際,触覚や聴覚を活用する教材教具,歩行についての考え方,白杖歩行指導の実際等,具体的な指導内容について理解する。
また,教育相談における早期からの支援の重要性と配慮,視覚障害児のキャリア教育と生活を支える制度的仕組みや内容についても理解する。
学習の到達目標 視覚障害のある幼児・児童・生徒に対する教育を実践するために必要な心理,生理及び病理に関する基本的な知識と,教育課程及び指導法に関する知識・技能を身に付ける。
授業計画 第1回 視覚機能と眼疾患及び視覚障害者への理解
第2回 弱視児の見え方と検査法
第3回 視覚障害教育の歴史と現状及び教育課程
第4回 弱視児に対する教育指導において必要とする方法や配慮事項
第5回 盲児に対する教育指導において必要とする方法や配慮事項
第6回 点字の仕組みと表記の規則
第7回 点字の理論と指導の実際
第8回 自立活動の基本と主な指導内容,盲重複障害児への指導
第9回 視覚障害教育における体育・音楽の指導
第10回 視覚障害教育における美術・理科の指導
第11回 視覚障害児の歩行についての考え方と歩行指導の実際
第12回 視覚障害児の白杖歩行指導の実際
第13回 視覚障害児の教育相談における早期からの支援の重要性と配慮
第14回 視覚障害児のキャリア教育及び生活を支える制度的仕組みや内容
第15回 視覚障害教育における触覚の活用と日常生活指導  
期末試験
授業外学習の課題 視覚障害について関心を持ち,視覚障害に関連する情報等を積極的に入手すること。
履修上の注意事項 ・点字を実際に打ったり,アイマスクを着用した演習を行う。
成績評価の方法・基準 【期末試験】有
期末試験(70%),点字・歩行等実技演習(15%),授業への参加態度(15%)
テキスト 適宜,資料を配付する。
参考文献 「視覚障害教育に携わる方のために(五訂版)」香川邦夫編著,慶応義塾大学出版会
「視覚障害教育入門(改訂版)」青柳まゆみ・鳥山由子編著,ジアース教育新書
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問用紙及び授業終了後にも質問等を受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
商学部経営学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
人文学部人間関係学科心理学専攻(資格関連科目) 2016~2016 3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2016~2019 3・4
人文学部教育学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
人文学部英語英文学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
法学部法律学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
法学部国際政治学科(資格関連科目) 2016~2017 3・4
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2016~2019 3・4
健康科学部心理学科(資格関連科目) 2017~2019 3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(資格関連科目) 2018~2019 3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(資格関連科目) 2018~2019 3・4