授業コード | 81105201 | クラス | 01 |
科目名 | 体育科教育法 | 単位数 | 2 |
担当者 | 菅尾 尚代 | 履修期 | 前期授業 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 良い体育授業の在り方と実際的指導 |
授業の概要 | 本授業は、小学校教育における新任の教師として体育授業を実践するのに必要な力量形成を意図している。体育授業設計能力(体育授業デザイン能力)、体育授業運営能力(体育授業マネジメント能力)、体育授業実践能力(基礎的教授技術)、運動観察・分析能力、体育授業評価能力(体育授業アセスメント能力)の5つの能力を講義で理解し、模擬授業や授業観察で習得する。 |
学習の到達目標 | 1.現代の生活環境・生活様式と人間の体力や運動能力のかかわりを理解し問題点や課題を提示し、大学の内外における思考と行動にわたる幅広い学修への視点を広げることができるようになること。 2.子どもの主体的な体育学習を引き出し、体育科のねらいにせまっていくために、教材及び具体的指導法を工夫しながら、学生を対象に模擬授業として体育授業を具体化することができるようになること。また、模擬授業の分析によって良い体育授業の在り方を考えることができるようになること。 3.小学校教育にあたって生涯にわたり自立的に学習を進めることができる基本的な態度を身につけることができるようになること。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーションⅠ(授業の概要、模擬授業、授業評価について) |
第2回 | オリエンテーションⅡ(体育授業を実践するのに必要な教師の能力とは) | |
第3回 | 体育授業設計能力(体育授業デザイン:単元・授業の計画) | |
第4回 | 指導案の作り方とグループワーク | |
第5回 | 体育授業設計能力(体育授業デザイン:教材の工夫・開発) | |
第6回 | 体育授業運営能力(体育授業マネジメント:子ども,時間,用具,課題) | |
第7回 | 模擬授業(1)体つくり運動:2グループと批評会 | |
第8回 | 模擬授業(2)器械運動:2グループと批評会 | |
第9回 | 体育授業実践能力(基礎的教授技術:学習指導,教材内容,子どもとの関わり方) | |
第10回 | 模擬授業(3)ボール運動:2グループと批評会 | |
第11回 | 運動観察・分析の能力(視点と方法-子どものつまずきを見抜く-) | |
第12回 | 体育授業評価能力(体育授業アセスメント) | |
第13回 | 模擬授業(4)表現運動:2グループと批評会 | |
第14回 | 体育授業評価能力(体育授業アセスメント) | |
第15回 | 振り返りとまとめ |
授業外学習の課題 | 授業に該当する内容について予習しておくこと。また、授業後に出す課題については、授業で学習した内容を整理し理解を深めることを心掛けて取り組むこと。 |
履修上の注意事項 | ・対面で実施します。 ・欠席回数が4回以上の場合、成績評価の対象外となることを注意しておくこと(忌引き、実習等のやむ負えない場合は考慮する場合もある)。 ・模擬授業では、体育授業にふさわしい服装を必ず着用すること。 |
成績評価の方法・基準 | 1.模擬授業の取り組み及び成果(50%) 2.レポートの提出(50%) |
テキスト | ・文部科学省(2017)『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 体育編』 ・木原成一郎・大後戸一樹・久保研二・村井潤 共編著(2019)『改訂版 初等体育科教育の研究』学術図書出版社 |
参考文献 | ・雑誌『体育科教育』大修館 ・高橋健夫他(2010)『新版 体育科教育学入門』大修館 他 授業で適宜紹介する |
主な関連科目 | 初等教育(体育)、体育科教育内容論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業修了時に受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科教育学専攻(資格関連科目) | - | 2011~2015 | 3・4 |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2016~2019 | 3・4 |