授業コード 50017402 クラス 02
科目名 環境ゼミナールa 単位数 2
担当者 奥田 圭 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 野生動物生態学 Wildlife Ecology
授業の概要 野生動物被害の対策の基本は,野生動物の生態を正しく理解することである.そこで本講義では,国内に生息する野生動物(シカ,イノシシ,サル,クマ,ハクビシン,アライグマなど)の生態について詳しく解説する.さらに,野生動物被害対策の基礎データを整備するための調査手法,関連する自然環境関連法,生物多様性保全の計画についても解説する.
学習の到達目標 野生動物の生理・生態に関する知識や,それらを明らかにするための調査手法の技術を習得するとともに,野生動物管理に関わる基本的な制度を理解し,野生動物管理を実施していく上での基礎的および実践的能力を身に着けてほしい.
授業計画 第1回 ガイダンス:本ゼミナールの概要の説明
第2回 日本に生息する野生動物の分布
第3回 シカ・イノシシの生理・生態と管理
第4回 サル・クマの生理・生態と管理
第5回 ハクビシン・アライグマの生理・生態と管理
第6回 個体群生態学の基礎
第7回 保全生物学の基礎
第8回 フィールド調査法(カメラトラップ法,行動圏調査法等)
第9回 フィールド調査データの解析
第10回 自然環境関連法
第11回 生物多様性保全の計画
第12回 プレゼンテーション内容(翌年度における卒業研究のテーマ)の検討と作成
第13回 プレゼンテーション発表①前半組発表
第14回 プレゼンテーション発表②後半組発表
第15回 卒業研究の計画書作成
授業外学習の課題 参考文献として挙げているものについて講読をすすめること.
履修上の注意事項 【対面授業】:有,【非対面授業】:無
<非対面授業に変更になった場合>
同時双方向:有,オンデマンド:無,課題研究:有

随時,課題を設定するので,確実に実施すること.
成績評価の方法・基準 受講態度および課題提出(80%),プレゼンテーション発表(20%)で評価する.

レポート課題を含め,総合的に評価する.
テキスト 使用しない
参考文献 梶光一・小池伸介『野生動物の管理システム』講談社
關義和ほか『野生動物管理のためのフィールド調査法』京都大学学術出版会
その他,各講義で適宜参考文献を紹介する.
主な関連科目 自然観察方法論,里地里山学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義終了後およびメールにおいて随時受け付ける.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) 2011~2016 3
人間環境学部人間環境学科(ゼミナール科目) FHES37101 2017~2021 3