授業コード 50016000 クラス
科目名 都市・地域デザイン論 単位数 2
担当者 三浦 浩之 履修期 第2学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 人々を惹きつける都市・地域の生み出し方を考える
授業の概要 今、わが国の都市・地域は人口減少、超高齢化、少子化、地球温暖化と気候変動、地方分権、都市・地域間の連携と競争等、新たな課題を突きつけられています。この課題に応える、都市・地域を持続的とするために、地方創生のための総合戦略や大都市戦略等様々な戦略が打ち立てられています。
また、新型コロナウイルス感染症が地域経済に与える影響も無視できないものとなっています。
そこで、これらについて理解し、都市・地域が国際的な競争力を持ち、魅力、持続性を高めるための戦略の提案ができるようにします。
学習の到達目標 ある都市の地方創生総合戦略等の戦略を分析し、それに対して新たな視点からの政策提案を行えるようになること。
授業計画 第1回 <6/7>まち・ひと・しごと創生(地方創生)の背景(人口急減・超高齢化)、各種ランキングにみる都市・地域の評価
第2回 <6/10>広島市「広域都市圏発展ビジョン」について
第3回 <6/14>EBPMによる政策立案(広島県)
第4回 <6/17>地方創生の長期ビジョン(人口推計)と戦略
第5回 <6/21>人口ビジョンと戦略《EBPM、ロジックモデル》
第6回 <6/24>人口急減(自然減・社会減)への対応
第7回 <6/28>人口急減への戦略の実際① 少子化
第8回 <7/1>人口急減への戦略の実際② 男女共同参画(その1)
第9回 <7/5>人口急減への戦略の実際③ 男女共同参画(その2)
第10回 <7/12>人口急減への戦略の実際④ 新しい雇用・新しい働き方
第11回 <7/15>人口急減への戦略の実際⑤ 新しいひとの流れ
第12回 <7/19>人口急減への戦略の実⑥ 魅力あるまち(その1)
第13回 <7/22>人口急減への戦略の実際⑦ 魅力あるまち(その2)
第14回 <7/26>人口急減への戦略の実際⑧ 魅力あるまち(その3)
第15回 <7/29>戦略の実際〜Withコロナ戦略
授業外学習の課題 1. 対象とする都市・地域の実情や実施されている政策を予め学習しておくこと。これには6時間以上の学習時間が必要と考えます。
2. 政策提案に必要な情報分析は授業以外の時間で取り組む必要があります。これには12時間以上の学習の時間が必要と考えます。
履修上の注意事項 授業は、【対面授業】で行いますが、状況や授業内容に応じて【オンライン授業】を併用することもあります。それに関しての連絡等は、主にGoogle Classroom で行います。
また、プレゼンテーション素材の提出や指導もGoogle Classroom で行います。
  ※緊急事態宣言のため、第1、2回はオンライン授業として実施
  ※第10回は豪雨に伴う授業の取り扱いにもとづいてオンデマンド授業として実施
  ※新型コロナウイルスワクチン職域接種実施のため、第13、14回はオンデマンド授業で実施
  ※第15回は定期試験期間中のため、オンデマンド授業として実施(受講生の意向により)

対象とする都市は各自が選択し、最終提案は以下の項目で行ってもらいます。
 表紙 対象自治体名 提案のポイントを表すタイトル 学籍番号・氏名
 要素 ①対象自治体の総合戦略(創生戦略)の今 ←改定時期等の基礎情報
    ②人口ビジョンの内容と戦略の方針・方向性
    ③人口ビジョンより目指すことを達成するに当たり欠けている視点の指摘
    ④withコロナの戦略として必要な視点の指摘
    ⑤加えるべき戦略の方針や施策とこれにより得られる事柄
    ⑥まとめ・総括

最終的な提案プレゼンテーションは動画にて提出していただきます。
成績評価の方法・基準 都市・地域の分析(30%)と創案した政策アイデア(70%)により評価します。
これらについての着想や提案プレゼンテーションについて、授業中に講評します。
テキスト 授業の進行に伴い、適宜、資料の配付を行う。
参考文献 RESASの教科書 リーサス・ガイドブック 日経ビッグデータ (編集)(2016)
「人口減少×デザイン」筧裕介著、英治出版(2015)
稼ぐまちが地方を変える 誰も言わなかった10の鉄則 (NHK出版新書) 、木下 斉 著、NHK出版(2015)
未来につなげる地方創生 23の小さな自治体の戦略づくりから学ぶ、内閣府 地方創生人材支援制度 派遣者編集チーム (編集)
地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)、 増田 寛也 (著)(2014)
ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ、筧 裕介 著、英治出版 (2013)
主な関連科目 地域行政入門、自治体行政実務、地域政策実践論
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1. 質問・相談は、基本的に授業終了時に受け付けます。
2. 「都市・地域の分析」、「政策アイデア創案」に関する質問・相談は、大学メールにて受け付けます。
URLリンク 新型コロナ危機を契機としたまちづくり
URLリンク 内閣府 地方創生

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(B群) 2014~2016 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅱ環境社会系) 2011~2016 3・4
人間環境学部人間環境学科(基幹科目Ⅱ環境社会系) FHES35204 2017~2017 3・4