授業コード 32005200 クラス
科目名 国際政治学Ⅱ 単位数 2
担当者 津崎 直人 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日本と核兵器、原子力(1945-2020年)
授業の概要 ・対面型授業として実施します。試験のみMoodleで実施します。
・欠席4回で不合格
・成績評価:中間試験:50%、期末試験:50%、いずれもMoodleで実施します。
・質問など、どのようなことでもお気軽に連絡してください。
  ntsuzaki@shudo-u.ac.jp
学習の到達目標 日本は「唯一の被爆国として核廃絶を望む」だけの国ではなく、核や原子力についてより多くの複雑で、困難な諸問題を抱えている現実を理解する
授業計画 第1回 戦後日本と核、原子力の歴史の概観
第2回 核兵器の基礎知識:原子力の発見と、その軍事利用の方法
第3回 広島・長崎への原爆投下:アメリカによる原爆開発計画の開始から投下に至るまでの経緯
第4回 なぜアメリカは日本に原爆を投下したのか?=「戦争を早急に終了させて100万人の米兵を救うため」説、「ソ連を威嚇するため」説等の主要説
第5回 占領期:原爆投下に関する報道規制
第6回 主権回復後:反核運動の始まりと、日本による原子力=核開発能力の発展の始まり、それらは同時進行のプロセスとして現在に至る
第7回 日本の原子力関連施設と保有する核物質の量、核開発能力:約6000発の原爆を製造可能(?)
第8回 NPT:直ちには加盟せず、日本政府、実は核保有の可能性も検討
第9回 非核三原則の虚実(実際は持ち込ませている)と核四政策
第10回 返還前の沖縄に配備された核兵器、本土復帰後も核持ち込みを認めた密約
第11回 冷戦期アジアにおける、日本を取り巻く核問題(1)ソ連とアメリカ
第12回 冷戦期アジアにおける、日本を取り巻く核問題(2)中国とインドの核保有、韓国に配備されたアメリカの核
第13回 冷戦後アジアにおける、日本を取り巻く核問題:ロシア、アメリカ、中国、北朝鮮、インド、パキスタン
第14回 冷戦後日本の核軍縮外交:国連総会を中心に
第15回 福島第一原発事故
授業外学習の課題 配布するレジュメを復習すること。毎週、少なくとも1時間程度を必要とする。
履修上の注意事項 対面型授業として実施
成績評価の方法・基準 ・中間試験:50%、期末試験:50%、詳しくは講義中に説明
テキスト なし、レジュメ配布
参考文献 適宜指示する
主な関連科目 国際政治学(2017年度以前生は国際政治学Ⅰ)、総合教養講義b(国際理解)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
電子メールで連絡してください・ntsuzaki@shudo-u.ac.jp
試験結果の講評をインターネット上で行うことによりフィードバックを行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2016~2016 2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED24315 2017~2017 2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2018~2021 2・3・4
法学部法律学科 2013~2016 2・3・4
法学部法律学科 FLIP20302 2017~2017 2・3・4
法学部国際政治学科(C群) 2014~2016 2・3・4
法学部国際政治学科(C群) FLIP20302 2017~2017 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(関連科目) 2011~2016 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(関連科目) FHES28109 2017~2017 2・3・4