授業コード 30050802 クラス 02
科目名 国際関係演習BⅠ 単位数 2
担当者 津崎 直人 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 国際関係論
授業の概要 ・(1)参加者全員が学ぶ共通テーマ(2)各参加者の個別の報告テーマ、を2本柱として演習を進めます。
・(1)共通テーマは参加者と相談のうえ、決定しますが、参加者の要望を優先しつつ、担当教員(津崎)の対応能力も考慮して決めることとします。複数の参加者が異なるテーマを希望する場合、共通テーマは一つに限定せず、複数、設定することもあり得ます。教材や学習の方法も参加者の要望に応じて定めていきます。
・(2)各参加者の個別の報告テーマは、必ずしも事前に定めている必要はありません。話し合いながら、徐々に定めていってもかまいません。テーマが定まれば、報告は、一回、まとめて行うというよりは、複数回、少しずつ行う(ことによって、全体として研究が完成する)という方法をとります。一回ごとの報告の分量は、各自、無理なく努力できる程度でかまいません(まずは100‐500字程度でもかまいません)。
学習の到達目標 国際関係について興味をもち、調査し、体系的にまとめる能力を得る。文章表現についても指導します。
授業計画 第1回 ガイダンス、演習の概要
第2回 レジュメ作成と報告の基礎技術に関する指導(初級~中級)
第3回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)最近の重要問題:アメリカ‐イラン関係の緊迫化
第4回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)長年に及ぶ、現在でも重要な問題:慰安婦問題とは?
第5回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)国際関係史の重要問題:第二次世界大戦はなぜ起こったのか?
第6回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)地域の重要問題:ブレクジットとは?
第7回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)個人に焦点を絞った分析:アメリカの新大統領バイデンとはどのような人物か?
第8回 これまでのまとめと評価、改善すべき点の指導
第9回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)最近の重要問題:新型コロナ・ウイルス対策の各国比較
第10回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)長年に及ぶ、現在でも重要な問題:ドイツの「過去の克服」
第11回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)国際関係史の重要問題:冷戦とは何だったのか?
第12回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)地域の重要問題:中国の「一帯一路」構想
第13回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)個人に焦点を絞った分析:ポピュリスト政治家の比較研究
第14回 共通テーマ報告、個別テーマ報告
(例)これからの世界情勢の予測:米中間の衝突は避けられるか?
第15回 全体のまとめと評価
授業外学習の課題 「演習の概要と方針」で説明したとおり、参加者の報告は、一回、まとめて行うのではなく、複数回、少しずつ行うこととしますが、一回ごとの報告の分量は、無理なく努力できる程度でかまいません。ただし、徐々に分量を(少しずつでも)増やせるよう、努力してください。授業外学習時間の目安として、毎週、約1時間を必要とします。
履修上の注意事項 ・対面型授業として実施(大学の方針に応じて今後、変更の可能性あり)
・欠席5回で不合格とします。ただし、就職活動などやむを得ない事情による欠席は認めます(不合格に相当する欠席数にカウントしません)。
・4回生:卒業研究は必須ではありませんが、希望する場合、論文(原則約8000字)の字数については相談に応じます。テーマは、演習での報告テーマと同じで良いです。
成績評価の方法・基準 (1)報告:50%
(2)出席、演習への貢献(発言、質問など):50%
テキスト 使用しない
参考文献 適宜、指示する
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
電子メールで連絡してください。
毎回、最後に、受講生の報告に関す評価等でフィードバックを実施します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
法学部国際政治学科(B群) 2014~2014 2・3・4
法学部国際政治学科(B群) 2015~2016 3・4
法学部国際政治学科(B群) FLIP30201 2017~2017 3・4