授業コード 20095200 クラス
科目名 実務翻訳演習Ⅰ(英日) 単位数 2
担当者 石井 善洋 他 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 実務翻訳演習Ⅰ(英日)、翻訳研究Ⅰ(英日ビジネス翻訳)
授業の概要 講師の一人は、フリーランス翻訳者としてIT系を中心に国内外のべ数百社の日英/英日翻訳を手掛けた経験がある。また、広島に本社を置く言語サービス会社の翻訳部門責任者をゲストスピーカーとして招く。
授業ではそのような講師らの実務経験・知識をベースに、最新のビジネス翻訳の状況を踏まえながら、英日翻訳の基本的技術と取り組み方について学習する。
本授業では英文和訳の基本を習得することを目標とする。
実際のビジネス翻訳と同様に、チームで1つの訳を作り上げる経験も積んでもらう。
学習の到達目標 ビジネス翻訳(英文和訳)の基本を習得するとともに、その基盤となる英語力(文法力・読解力)およびビジネス全般・ビジネス翻訳に関する知識を身につけ、メールや商品紹介などの基本的なビジネス文を和訳できるようになる。
授業計画 第1回 ビジネス翻訳とは?(翻訳の3分野、翻訳業務の流れ、翻訳業界について)
第2回 翻訳者に必要なスキルと勉強法
第3回 ビジネス翻訳の基本「テクニカルライティング」①(標準的な日本語の表現)
第4回 テクニカルライティング②(3Cをベースにした表現)
第5回 テクニカルライティングの小テスト
メールの翻訳①(社内メール)
第6回 メールの翻訳②(社外メール)
第7回 マニュアルの翻訳
第8回 確認テストと解説(ここまでの内容の理解度チェック)
第9回 広告・宣伝文書の翻訳
第10回 レポート・報告書の翻訳
第11回 Webサイトの翻訳①(基礎知識)
第12回 Webサイトの翻訳②(実践)
第13回 プレゼン資料の翻訳
第14回 商品・サービス紹介文の翻訳
第15回 全体の確認テストと解説
授業外学習の課題 毎回、150 ワード程度の課題あり。2時間以上を要する。
履修上の注意事項 「翻訳入門」の単位を修得済みであること。定員20名。(履修希望者が15名に満たない場合のみ、TOEIC600点以上のスコアを保有している者の履修を認める。初回の授業で調整。それ以降の履修は認めない。)
欠席は原則として4回までとする。
なお欠席する場合は必ず事前に連絡すること。<ishii-y@shudo-u.ac.jp>
課題は、次回授業に持参(メールでの提出を指示する場合あり)。
遅刻、課題忘れは平常点の減点対象とする。

授業実施形態:対面
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
平常点 40 点、テクニカルライティングの小テスト 10 点、中間試験 20 点、全体の確認テスト 30 点
平常点は主に、受講態度、翻訳課題の質(個人、グループ)、グループワークの状況(翻訳課題への取り組み方、話し合いへの参加等)による。各試験は個人の得点に基づく
テキスト プリントを配布する
参考文献 『日本語表記ルールブック』(日本エディタースクール)
『語学で身を立てる』(猪浦道夫、集英社新書)
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
基本的に、授業最後の10分間を質問・相談に充てる。フィードバックはメールにて。<ishii-y@shudo-u.ac.jp>

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(通訳・翻訳プログラム) FHEN30403 2017~2021 2・3・4