授業コード 20095100 クラス
科目名 Project Work(通訳実践) 単位数 2
担当者 石塚 浩之 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 英語研究特講(ビジネス通訳II)
授業の概要 この授業は通訳プログラムのStep 4に位置付けられる。Step 3で培った知識とスキルを活用し、同時通訳に重点を置き、実務を想定した通訳演習を行う。授業では、録音教材を使用した通訳演習も行うが、より実践的な問題解決型演習の比重を高める。第11回から第15回で予定している模擬通訳演習では、担当者が時事的なトピックについて英語でプレゼンテーションを行い、他の受講者は逐次通訳あるいは同時通訳を実践する。

また、前期に引き続き、オンライン国際支援を行い、健康科学部栄養学科との合同で、セブ島の貧困層救済活動を行う。通訳コース学生は、このプロジェクトにおいて実際の通訳実務を担当する。このプロジェクトを通じ、通訳者としての立場からSDGsへの貢献を果たす。
学習の到達目標 1. 通訳現場に応じた訓練を自分で準備し実行できるようになる。
2. より幅広い場面での逐次通訳をこなす。
3. 同時通訳のスキルを高める。
4. SDGsにおける言語の役割を理解し実践する。
授業計画 第1回 導入・通訳演習I
市場調査・生産計画1
クイックレスポンス
シャドーイング
逐次通訳(EJ)
第2回 通訳演習I
市場調査・生産計画2
シャドーイング
リプロダクション
逐次通訳(EJ)
第3回 通訳演習I
市場調査・生産計画3
模擬通訳(EJ)
第4回 通訳演習I
市場調査・生産計画4
模擬通訳(EJ)
第5回 通訳演習II
同時通訳(EJ)1 基本インプット
第6回 通訳演習II
同時通訳(EJ)2 インプット重点+シャドーイング
第7回 通訳演習II
同時通訳(EJ)3 プレゼン通訳基礎演習
第8回 通訳演習III
同時通訳(JE)1 プレゼン通訳実践演習
第9回 通訳演習III
同時通訳(JE)2 通訳評価
第10回 通訳演習III
同時通訳(JE)3 通訳評価の活用
第11回 模擬通訳(EJ)
時事問題1 テーマ演習基礎1
第12回 模擬通訳(EJ)
時事問題2 テーマ演習基礎2
第13回 模擬通訳(EJ)
時事問題3 実践演習(同時・逐次)
第14回 模擬通訳(EJ)
時事問題4 実践演習(同時・逐次)
第15回 総合演習:実践と振り返り
オンライン国際支援における通訳
授業外学習の課題 この授業では、教室は各自の学習・訓練の発表の場として位置づける。したがって、予習・復習は極めて重要である。具体的には以下のような活動を求める。授業外の学習は最低2時間は必要。
1. 授業で扱うテーマの背景情報について下調べを行い、日本語・英語の両方で口頭での説明が可能な状態を準備する。
2. 授業で扱った教材を繰り返し通訳し、より良いパフォーマンスを目指す。
3. 履修者は持ち回りでプレゼン通訳演習の担当者となる。担当者は、あらかじめ届け出たトピックで英語プレゼンテーションができるよう資料などの準備をする。

今年度はオンライン国際支援も実施するため、これに関する翻訳や通訳準備なども求められる。
履修上の注意事項 【対面授業】授業は基本的に教室で実施するが、必要に応じ、遠隔で実施する。(諸般の事情により通学が困難な者は遠隔での受講にも対応する。)

*この授業の履修は「通訳演習II(同時通訳)」の単位取得(B以上)を条件とする。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(50%)、提出課題(50%)により評価する。期末試験は実施しない。
テキスト 石塚浩之『ビジネスパーソンのための英語発信力強化演習-通訳訓練法でプレゼンテーションを成功させる』
参考文献 『トレンド日米表現辞典 第4版』小学館
その他、必要に応じて紹介する。
主な関連科目 通訳入門、通訳の理論と実践、英語研究特講 (ビジネス通訳I)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談は、基本的に授業内に応じる。授業は演習を中心に構成するので、ぜひ積極的に質問してほしい。時間を要する個人的な質問・相談については、その都度調整する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(通訳・翻訳プログラム) FHEN30402 2017~2021 2・3・4