授業コード 20078300 クラス
科目名 ジェンダー論 単位数 2
担当者 木村 尚子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ジェンダーと家族、社会 Gender, Family and Society
授業の概要 本講義では、「家族」と「家族」を取り囲む社会や制度のあり方を考察し、これらを通してジェンダーの概念を学び、家族や社会をとらえなおす視点を養うことをめざす。
学習の到達目標 ジェンダーの基礎的な考え方を理解し、「家族」や社会について意見や展望をもつことができるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクション:講義内容の説明
第2回 第1章「家族」を読み解くために:日本の制度、政策と「家族」
第3回 第2章「近代家族」の成立:「家族」はいつの時代も変わらないか
第4回 第3章 家族・貧困・福祉①基礎:家族の形態と貧困リスク
第5回 第3章 家族・貧困・福祉②発展:子どもの貧困とジェンダー
第6回 第4章 結婚①基礎:法制度と結婚
第7回 第4章 結婚②発展:パートナーシップの多様化
第8回 第5章 就業と家族①基礎:働き方と性差
第9回 第5章 就業と家族②発展:ワークライフ・バランス政策の国際比較
第10回 第6章 妊娠・出産・子育て①基礎:なぜ少子化なのか
第11回 第6章 妊娠・出産・子育て②発展:子育て支援政策
第12回 第7章 親-成人子関係のゆくえ①基礎:親-成人子関係の変化
第13回 第7章 親-成人子関係のゆくえ②発展:「親からの自立」とは
第14回 <映画視聴>映像メディアにみるジェンダーと家族、社会
第15回 第8章 個人・家族・親密性のゆくえ:家族や親密な関係の多様化と課題
全体のまとめ
授業外学習の課題 テキストの該当箇所は事前に受講者が精読し、疑問点や自分の意見をもって授業に出席する。授業前後に各1時間程度の学習が望ましい。授業で指定された課題は、期日までに提出すること。
履修上の注意事項 (8月17日修正)大学の方針に沿って対面とオンデマンドの併用で授業を実施した。資料配布や課題提出、オンデマンド時の授業動画配信などは、Moodleを使用した。対面/オンデマンドの形態に合わせて、14回、15回の授業内容を一部変更して実施した。
成績評価の方法・基準 授業での発言やワークシート、リアクションペーパー、課題など(60%)、定期試験(40%)、遅刻、早退、欠席は減点。
テキスト 岩間暁子・大和礼子・田間泰子著『問いからはじめる家族社会学』有斐閣(2015)ISBN 978-4-641-15016-4
参考文献 授業で適宜指示する。
主な関連科目 女の人間学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談にはEメールで対応するほか、必要に応じ授業で回答する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(人間関係学科科目) FHHS21201 2017~2021 2・3・4