授業コード 20070500 クラス
科目名 初等教育(社会) 単位数 2
担当者 由井 義通 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 初等教育(社会)
授業の概要 この科目は、社会科授業担当者として必要な教材研究能力の育成を図るために必要な知識・技能を育成します。
この授業は、小学校教諭免許課程の「社会」の教科に関する科目(必修)です。小学校教諭となるのに求められる大学学部レベルの知識の修得が、この科目の課題です。
学習の到達目標 1.小学校教員として必要な社会科の教育内容について基礎的な理解をする。
2.小学校教員として必要な社会科の教材づくりをおこなうための基礎的な能力を育成する。
3.社会科における「見方・考え方」の育成について理解する。
4.学習指導要領の内容を理解し,授業づくりができる。
授業計画 第1回 オリエンテーション(社会科とは?)
第2回 アメリカの社会科教育の動向
第3回 小学校社会科の目標と内容(学習指導要領の解説を分析)
第4回 アクティブラーニングとは?
第5回 アクティブラーニングの授業づくり①
第6回 アクティブラーニングの授業づくり②
第7回 地域学習の教育方法、教材づくり
第8回 産業学習の教育方法、教材づくり
第9回 歴史学習の教育内容・教科融合教材
第10回 歴史学習の教育方法、教材づくり
第11回 国際理解学習の教育内容(ESD、SDGsを踏まえて)
第12回 国際理解学習の教育方法、教材(ESD、SDGsを踏まえて)
第13回 コンピテンシー育成の社会科学習への転換
第14回 OECDの教育改革と最近の社会科授業研究の動向
第15回 小学校社会科の教育内容・方法と教材(まとめ)
授業外学習の課題 1.予習として『小学校学習指導要領解説 社会編』および小学校社会科の教科書を熟読してください。授業後には、授業範囲を復習してください。
2.インターネット・テレビ・新聞等を通して、社会的なニュースに触れてください。
履修上の注意事項 この授業は、教職課程の必修科目でもあります。教職は、高度な倫理性が要求される職業です。この点を自覚し、能動的な態度で受講してください。

授業全体を通して、授業の参加態度、課題提出を重視します。授業については、対面式で講義と授業作りのワークショップ的な学習活動を組み合わせて行います(ただし、コロナ感染状況次第でGoogle Classroomによるオンデマンド形式と双方向のオンライン授業に切り替える可能性もありますので、教学システムの案内をみてください)。

また、コロナ感染状況が沈静化しましたら小学校の授業見学を行う予定です。
成績評価の方法・基準 授業ごとに課題を出して、提出された課題の内容を採点して、総合点で評価します。
※課題の提出は、Google Classroomおよびyyui@hiroshima-u.ac.jpへのメール添付で送ってください。(提出について二重にチェックします)
テキスト テキストは指定しません。授業中に提示する資料のなかで適宜、教員採用試験や教師になってから役に立つ推薦図書を紹介します。
参考文献 小学校社会科の教科書
文部科学省『小学校学習指導要領解説 社会編』
主な関連科目 初等社会科教育法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問・相談はメール(yyui@hiroshima-u.ac.jp)で受けます。メールで質問に答えます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(他学科及び他専攻科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(教職専門科目群) FHED14204 2017~2021 1・2・3・4