授業コード 20065100 クラス
科目名 人文学部特別演習(崩し字解読・漢字) 単位数 2
担当者 腮尾 尚子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 古文書の崩し字(漢字)の解読
授業の概要 (1)趣旨
この科目では、古文書などに記された、崩し字の漢字を解読するトレーニングを「忍耐強く」行う。

(2)非対面型授業
穴埋め式の「講義資料」に、「手書き」で答を書き込む。
また、「解説動画」(録画)を視聴しながら、「解読用の影印資料」に、「手書き」で答を書き込む。
その他、指示に従って作業をする事。

(3)学習のための指示
開講後、教学システム「課題情報」添付ファイルを用いて、全ての指示が出される。
全ての添付ファイルの内容を、紙に印刷し、保存・活用する事。
全てA4サイズ・黒1色の印刷。
印刷に用いる紙・プリンターインクは、各自で用意する事。
(本学情報センターで印刷する事もできる。)

(4)この科目を履修するための前提
最初に、教学システム「課題情報」添付ファイルで、この科目の各種ガイダンス資料が提示されるので、各自熟読する事。
このシラバスと各種ガイダンスの内容を理解しない学生には、この科目の履修を許可しない。

(5)提出物の郵送
ミニレポート執筆用紙や、小テスト解答用紙を、大学に郵送(普通便)で提出する事。
締切・様式を厳格に守って提出する事。
提出は4回。
郵送に用いる封筒(長形3号)・切手(1回につき94円かかる)は、各自で用意する事。
学習の到達目標 (1)「非対面型授業だからこそ伸ばす事ができる能力」を積極的に伸ばす。
例えば、書類を管理する能力、文字で書かれた指示を読み取る能力、郵便システムを活用する能力など。
(対面型授業によって伸ばせる能力もあれば、非対面型授業によって伸ばせる能力もある。
授業形態の違いにより、伸ばせる能力の種類が異なる。)

(2)「文字を手書きする能力」を維持・発達させる。
コロナ禍によりパソコンに向かう時間が増え、文字を手書きする機会が減った今の時期こそ、意識的に、自分の「文字を手書きする能力」が劣化しないよう努力する必要がある。

(3)学習に対する真摯な取り組みを通して、困難を乗り越える精神力や、人に迷惑をかけないための知恵を身に付ける。
コロナ禍によって想定外の状況となっていても、「やって良い事と悪い事がある」という分別やモラルを堅持して、学習に取り組んでほしい。
授業計画 第1回 《9月16日(木)4限》

(1)「総合ガイダンス」・「提出物ガイダンス」・「授業外学習ガイダンス」

〇各ガイダンスの資料を紙に印刷し、熟読し、内容を理解する事。
〇「授業外学習ガイダンス」の課題に取り組み、古語の語彙を増やす学習を進める。

(2)「第1期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】

〇「下書き用紙」(マス目入り)を紙に印刷し、ミニレポートの文章を「手書き」で下書きし、推敲し、言葉の意味・漢字の字形などを辞書で確認。
〇「下書き用紙」は提出不要。
〇下書き後、「執筆用紙」(マス目入り)を紙に印刷し、「手書き」で清書。
〇ミニレポートのテーマ・字数などの指示は、「執筆用紙」に記載されている。
第2回 《9月23日(木)4限》

(1)「講義資料」(古文書の基礎知識)

〇「講義資料」を紙に印刷し、空所にキーワードを「手書き」し、解答を見て、自分で答合わせする。
(最初から解答を見て写す事は禁止。)
〇穴埋めした「講義資料」は提出不要。
〇空所を埋める際、辞書・事典類を参照してよい。

(2)「第1期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】

(3)来週の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第3回 《9月30日(木)4限》

(1)「第1期小テスト」【8問・8点】

〇提示された「問題用紙」を見て、「解答用紙」に「手書き」で記入。
〇解答する際、「講義資料」「授業外学習課題」を参照してよい。

(2)第1期の提出物の発送

〇「第1期小テスト」の「解答用紙」と、「第1期ミニレポート」の「執筆用紙1・2枚目」を、同封して郵送。
第4回 《10月7日(木)4限》

(1)「講義資料」(古文書用語)

(2)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第5回 《10月14日(木)4限》

(1)「講義資料」(古文書用語)

〇「解説動画」を視聴する前に、「講義資料」の穴埋め学習を済ませておく事。


(2)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

〇先に「解読用の影印資料」を紙に印刷してから、「解説動画」を視聴する事。
〇穴埋め済みの「講義資料」も手元に置いて、「解説動画」を視聴する事。
〇「解説動画」(録画)は、YouTube(ユーチューブ)で「限定公開」の形をとる。
〇この科目を履修する学生のみに「解説動画」のURLを連絡するので、各自、そのURLをパソコンの検索欄に入力し、「解説動画」を視聴する事。
〇インターネットはルールを守って使用しないと法的問題が生じる恐れがあるので、十分注意する事。

(3)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第6回 《10月21日(木)4限》)

(1)「講義資料」(古文書用語)

(2)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(3)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【2点】

(4)来週の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第7回 《10月28日(木)4限》

(1)「第2期小テスト」【20問・20点】

〇提示された「問題用紙」を見て、「解答用紙」に「手書き」で記入。
〇解答する際、「講義資料」「解説動画」「解読用の影印資料」を参照してよい。

(2)第2期の提出物の発送

〇「第2期小テスト」の「解答用紙」と、「第2期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を、同封して郵送。
第8回 《11月11日(木)4限》

(1)「講義資料」(古文書用語)

(2)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(3)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第9回 《11月18日(木)4限》

(1)「講義資料」(古文書用語)

(2)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(3)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第10回 《11月25日(木)4限》

(1)「講義資料」(古文書用語)

(2)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(3)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【2点】

(4)来週の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第11回 《12月2日(木)4限》

(1)「第3期小テスト」【20問・20点】

(2)第3期の提出物の発送

〇「第3期小テスト」の「解答用紙」と、「第3期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を、同封して郵送。
第12回 《12月9日(木)4限》

(1)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第13回 《12月16日(木)4限》

(1)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第14回 《12月23日(木)4限》

(1)「解説動画」(解読用の影印資料の解説)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【2点】

(3)次回の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第15回 《1月13日(木)4限》

(1)「第4期小テスト」【30問・30点】

(2)第4期の提出物の発送

〇「第4期小テスト」の「解答用紙」と、「第4期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を、同封して郵送。
授業外学習の課題 (1)古語の語彙を増やす学習

「授業外学習ガイダンス」の中で、古語の語彙を増やすための課題が提示される。
この課題の中から一部が小テストに出題される。

(2)言葉の意味・漢字の字形を調べる学習

講義資料の穴埋めをする時や、ミニレポートの文章を書く時に、積極的に辞書を引く事。

(3)授業の予習復習

最初は復習だけ行えばよい。
ある程度、崩し字に慣れてきたら、予習も行うようにする。
1つ1つの崩し字の形を目にやきつけ、読み方を覚える。
履修上の注意事項 (1)教学システム「課題情報」ページを「自主的に」チェックする事。
「課題情報」が自動的に各学生に通知されるわけではない。自分からアクセスする事。

(2)教学システム「課題情報」ページには、「履修登録」してからでないと入れない。
自分が「履修登録」した科目の「課題情報」だけを見る事ができる。

(注)教学システム「課題情報」ページを見る手順
まず本学ホームページのトップの「在学生・保護者の方」をクリック。
学生用の「教学システム」をクリック。
自分の「ユーザーID」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリック。

(3)パソコン・プリンター等の機材に関する相談
個人の家の通信環境や機材整備に関する相談は、電器店へ。
操作方法に関する相談は、本学情報センターへ。

(4)教学システム「課題情報」添付ファイルや、「解説動画」は、「第4期小テスト」終了まで削除せずにそのまま置いておく。
(但し、小テストの問題用紙は別扱いとする。)

(5)インターネット使用ルールを守らない学生に対しては、即刻、受講を中止させる。

(6)おことわり
電子データを印刷できない・したくない学生、封筒や切手を用意できない・したくない学生、郵便物を投函できない・したくない学生に対しては、この科目の履修を勧めない。

(7)「Moodle」(ムードル)について
状況によっては、途中から、授業連絡手段を「Moodle」に切り替える場合がある。
(その場合は、「Moodle」の使用方法を説明する。)
成績評価の方法・基準 (1)ミニレポート(計22点)・小テスト(計78点)の得点によって評価する。

「第1期ミニレポート」(2枚・計4点)・「第1期小テスト」(8点)
「第2期ミニレポート」(3枚・計6点)・「第2期小テスト」(20点)
「第3期ミニレポート」(3枚・計6点)・「第3期小テスト」(20点)
「第4期ミニレポート」(3枚・計6点)・「第4期小テスト」(30点)


(2)期限内に提出しなかったミニレポートが「2枚以上」あった場合、単位を認定しない。

(3)各期とも、ミニレポートを執筆せずに、小テストだけをやって解答用紙を郵送してきた場合は、受理しない。
小テストの追試験は行わない。

(4)小テストは、「講義資料」「授業外学習課題」「解説動画」「解読用の影印資料」を参照して解答してよい。
但し、ある程度は暗記しておかないと、解答作業に時間がかかり、提出期限に間に合わない。
(各期とも、小テストの翌日朝までに、封筒を投函しなければならない。)

(5)シラバスやガイダンスの内容を理解しない学生、インターネット使用ルールを守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、得点と関係なく、単位を認定しない。

(6)本人の努力不足やルール違反により「D」「X」となった学生が「単位を下さい」といってきても交渉には一切応じない。
テキスト 教学システム「課題情報」ページの添付ファイルで提示する資料をテキストとする。
参考文献 『くずし字解読辞典 机上版』(児玉幸多編、東京堂出版)
主な関連科目 「人文学部特別演習(崩し字解読・平仮名)」・「日本文学」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ミニレポートに質問を書いてもよい。但し、既に講義資料やガイダンス資料の中で説明した内容について再度説明してほしいという要求には応じられない。きりが無い。まずは、自分で講義資料やガイダンス資料をよく読む事が重要。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) FHHS20115 2017~2021 1・2・3・4
人文学部教育学科(人文学部総合科目) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(人文学部総合科目) FHED10110 2017~2021 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) FHEN10016 2017~2021 1・2・3・4