授業コード 20029500 クラス
科目名 現代社会論A 単位数 2
担当者 中根 光敏 履修期 第2学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代社会における構造変動と価値変容
授業の概要  本講義では、近代社会の転換期を迎えている現代社会に生起する問題群を理解するための基本的な社会理論を考察する。とりわけても、ポストフォーディズム、新自由主義、グロバーリズム、新資本主義というイデオロギーによって方向付けられている現代社会が抱える問題群を提示するととに、「コロナ騒動」によって顕わになった現代社会が抱える問題点を批判的に考察するための社会理論について検討する。
学習の到達目標 同時代を生きるという視角から現代社会に生起する問題群を理解できるようになる。
授業計画 第1回 01)イントロダクション:「コロナ騒動」で顕わになった現代社会の問題点や課題
第2回 02)近代社会の成立①コーヒーが切り開いた近代
第3回 03)近代社会の成立②欲望と勤勉と資本主義
第4回 04)近代社会の展開①『モダンタイムズ』
第5回 05)近代社会の展開②『モダンタイムズ』を社会学的に観る
第6回 06)近代社会の閉塞①大衆社会論から消費社会論へ
第7回 07)近代社会の閉塞②フォーディズムからトヨティズムへ
第8回 08)転換期としてのポスト近代①グローバリズムとは何か
第9回 09)転換期としてのポスト近代②新自由主義とは何か
第10回 10)転換期としてのポスト近代③資本のENIGMA
第11回 11)転換期としてのポスト近代④脱工業化と「世界の工場化」
第12回 12)「コロナ騒動」とグローバル化
第13回 13)「コロナ騒動」と国民国家
第14回 14)「コロナ騒動」の行方
第15回 15)「コロナ騒動」以降の現代社会論
授業外学習の課題  1.講義中に指定された課題・文献を読んで、講義に臨むこと。
 2.講義中に指定された課題に関して、小論文を作成すること。
履修上の注意事項 対面授業実施
(1)他の受講生に迷惑になるような私語・受講態度やスマートホンなどの使用は許さない(単位を落とすことになります)。
(2)数回のレポートを講義時間中及び講義時間外に作成する。
(3)毎回小テスト或いはレポートを行う。
(4)二回休むと単位はありません。
成績評価の方法・基準  レポート及び小テスト(点数化(合計100点)して総合的に評価する。
テキスト 使用しない。
参考文献 デヴィッド・ハーヴェイ『反乱する都市』作品社
デヴィッド・ハーヴェイ『資本の謎』作品社
ジグムント・バウマン『コラテラル・ダメージ』青土社
ジグムント・バウマン『《非常事態》を生きる』作品社
ジグムント・バウマン『液状化不安』青弓社
ガルミンダ・K・バンブラ『社会学的想像力の再検討』岩波書店
その他の文献に関しても、講義中、適宜、指示する。
主な関連科目 現代社会論B
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義終了後、且つ、E-Mailでも受け付ける。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科社会学専攻(自専攻科目) 2014~2016 2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(社会学専門科目) FHHS23216 2017~2021 2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) 2016~2016 2・3・4
人文学部教育学科(関連学科科目) FHED25102 2017~2021 2・3・4