授業コード | 20022700 | クラス | |
科目名 | 心理学研究法 | 単位数 | 2 |
担当者 | 楠瀬 悠 | 履修期 | 第2学期 |
カリキュラム | *下表参考 | 配当年次 | *下表参考 |
授業題目 | 心理学研究法 |
授業の概要 | 心理学において実証的研究を行うことの意義を理解し,実験法,調査法,観察法等の主要な研究手法について概観するとともに,各手法の特徴を把握することを目的とする。 |
学習の到達目標 | 心理学の研究に必要な基本的な用語や考え方を身につけ,自分で研究を計画することや研究の問題点を指摘することができるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス―心理学における「研究」の必要性について |
第2回 | 実証的な学問としての心理学とその歩み | |
第3回 | 心理学研究のための基礎知識① | |
第4回 | 心理学研究のための基礎知識② | |
第5回 | 実験的研究1:実験法の概略 | |
第6回 | 実験的研究2:独立変数の操作 | |
第7回 | 実験的研究3:従属変数の測定 | |
第8回 | 実験的研究4:剰余変数の統制 | |
第9回 | 中間テストとその解説 | |
第10回 | 調査法 | |
第11回 | 観察法 | |
第12回 | 検査法 | |
第13回 | 面接法 | |
第14回 | 測定における諸問題と研究倫理および不正の禁止について | |
第15回 | 最終テストとその解説 |
授業外学習の課題 | ・事前に教科書を読んで予習しておくこと。 ・毎回の講義について,前回の講義で話したことを前提として進めるので,授業に参加する前に今まで配布した資料に必ず目を通しておくこと。 ・心理学科で実施される実験・調査に積極的に参加すること。実験・調査に参加することで,実際にどのようにして研究が行われているかを体験し,心理学についての理解を深めて欲しい。 ・本授業では,授業時間外に小テストを実施する。 ・課外学習の目安の時間は1コマにつき1時間程度である。 |
履修上の注意事項 | 【対面授業】有 【非対面授業】有(危機レベル2以上の場合) ・本授業は基本的に対面授業を実施する。授業の配置スケジュールは初回のガイダンス時に提示する。また,Moodleにも同様のものを配置するので,必ずMoodleのコースに登録し,確認すること。 もし非対面授業になった場合には,Moodle上に音声入りパワーポイント動画を配置するオンデマンド形式で実施する。その場合の授業実施方法の詳細は別途連絡する。 ・授業の方法について,授業資料は毎回配布する。また,授業時間内に当該授業に関する小テストを実施するとともに,授業内容に関するコメント・質問の記述を求める。 ・他の学生に迷惑をかける行為(授業中の私語,携帯電話の操作など)は禁止する。繰り返しの注意にもかかわらず改善が見られない場合は退出を求め,欠席扱いとする。 ・授業の資料や小テストの内容などについては第1回目のガイダンスで詳しく説明する。 |
成績評価の方法・基準 | ・小テストの成績状況及びコメント(2割),中間テスト(3割),期末テスト(5割)により評価する。基本的に,いずれも教場で実施する。 ・各回の小テストおよびコメントの提出をもって1回の出席とみなし,その提出数が授業回数の2/3に満たない場合は単位を付与しない。 |
テキスト | 高野陽太郎・岡隆 (2017). 心理学研究法:心を見つめる科学のまなざし [補訂版] 有斐閣 |
参考文献 | 三浦麻子 (2017). なるほど!心理学研究法 北大路書房 |
主な関連科目 | 心理学概論Ⅰ・Ⅱ,心理学実習Ⅰ,心理統計法Ⅰ・Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問や要望がある学生は,小テストのコメント欄に記入すること。直接質問したいことや要望がある学生は,授業終了後もしくはMoodleのメッセージ機能から受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 |
人文学部人間関係学科心理学専攻(自専攻科目) | - | 2014~2016 | 1・2・3・4 |