授業コード 20017601 クラス 01
科目名 ゼミナールⅡ 単位数 2
担当者 石井 善洋 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 英文講読、英作文演習、研究発表
授業の概要 この演習の目標・課題はつぎの三つである。
 一つは、できるだけ多くの短編を原文で読んでもらうこと。テキストは現代女性作家の fantasy を集めた Modern Fantasy By Women を使用する。受講生は毎回 予習として全体の単語リストを作り、指定されたページを和訳してくること。授業では担当者が和訳を口頭で発表し、他の受講生からの質問に答えるという形で進む。 
 二つめは、上記の短編について英語であらすじと感想を書く。文学を味読し、語彙をふやすと同時に、そこからいろいろな表現をぬすんで自分のものにしてほしい。英語を書くことに抵抗をなくし、習慣づけてもらうのがこのゼミの目標である。
 三つめは、エミリー・ブロンテ作『嵐が丘』の読書・研究発表。イギリスを代表する小説を通して、イギリスの歴史、社会、文化を知る手掛かりとしたい。
学習の到達目標 1. 原文で小説を読むことができるようになる。
2. 明解な英語を書くことができるようになる。
3. 自主的に研究・調査ができるようになる。
4. 効果的にプレゼンテーションができるようになる。
授業計画 第1回 The Old Man (1) p.63
英語の書き方(情報の抽出と例文収集)
第2回 The Old Man (2) p.64
英語の書き方(情報の抽出と例文収集)
第3回 The Old Man (3) p.65
英語の書き方(情報の抽出と例文収集)
第4回 The Old Man (4) p.66
英語の書き方(推敲の仕方)
第5回 The Old Man (5) p.67-8
英語の書き方(推敲の仕方)
第6回 The Old Man (6) p.69-70
英語の書き方(推敲の仕方)
第7回 The Old Man (7)p.71-2
英語の書き方(推敲の仕方)
第8回 『嵐が丘』研究発表 グループ A
第9回 『嵐が丘』研究発表 グループ B
第10回 『嵐が丘』研究発表 グループ C
第11回 『嵐が丘』研究発表 予備日
発表が行われない場合は、The Old Man の振り返り
第12回 The Storm (1) p.280
第13回 The Storm (2) p.281-2
第14回 The Storm (3) p.283-4
第15回 全体のまとめ
授業外学習の課題 毎時間の予習(英文読解に2時間程度。英語の書き方に1時間程度)
研究発表(作品に味読に10日はかけてほしい)
夏休み中に調査し決定したテーマを、研究発表までに掘り下げておくこと。
履修上の注意事項 欠席は原則として4回までとする。
なお欠席する場合は必ず事前に連絡すること。<ishii-y@shudo-u.ac.jp>
20分以上の遅刻は欠席として扱う。
欠席も遅刻も減点対象である。

授業形態:対面

*2022年1月27日(木)に4年生の「卒業研究口頭発表」が行われます。これにはゼミナールDの受講生全員の出席が義務づけられ、成績評価の関連しますので、必ず参加してください。
教室と時間は2021年12月中に通知します。
成績評価の方法・基準 積極性30%、発表30%、レポート40%を目安に総合的に判断する。
欠席は減点対象とする。
テキスト プリント
参考文献 エミリー・ブロンテ 『嵐が丘』上下 岩波文庫
主な関連科目 「翻訳入門」を必ず受講しておくこと。「翻訳研究 II(文芸翻訳) 」(ただしこの科目は「翻訳入門」の単位未修得の者は受講不可)、英米の言語文化等、文学関連の科目も積極的に受講されたい。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
フィードバック、質問・相談は授業後。または日時を協議して行います。その他はメールにて。<ishii-y@shudo-u.ac.jp>

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部英語英文学科(専攻科目) 2014~2016 3・4