授業コード 20011700 クラス
科目名 日本文化史Ⅰ 単位数 2
担当者 腮尾 尚子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 中古・中世の芸能史
授業の概要 (1)趣旨
一口に「日本文化」といっても、例えば「建築」「絵画」など様々なジャンルがあるが、この科目では、学生が比較的自学自習しづらいと思われる「芸能」というジャンルに的をしぼって解説する。
この「日本文化史Ⅰ」では、中古・中世の芸能(能など)をとりあげ、「日本文化史Ⅱ」では、近世の芸能(歌舞伎など)をとりあげる。

(2)非対面型授業
教学システム「課題情報」添付ファイルを用いて、全ての指示が出される。
添付ファイルの内容(電子データ)は、全て紙に印刷し、ファイリングする事。
全てA4サイズ、黒1色の印刷。
印刷に用いる紙・プリンターインクは、各自で用意する事。
(本学情報センターで印刷する事もできる。)

(3)この科目を履修するための前提
最初に、教学システム「課題情報」添付ファイルで、各種ガイダンス資料が提示されるので、各自熟読する事。
このガイダンス内容を理解しない学生には、この科目の履修を許可しない。

(4)提出物の郵送
ミニレポート執筆用紙や小テスト解答用紙を、大学に郵送(普通便)で提出する事。
締切・様式を厳格に守って提出する事。
提出は4回。
郵送に用いる封筒(長形3号)・切手(1回につき94円かかる)は各自で用意する事。
学習の到達目標 (1)「非対面型授業だからこそ伸ばす事ができる能力」を積極的に伸ばす。
例えば、書類を管理する能力、文字で書かれた指示を読み取る能力、郵便システムを活用する能力など。
(対面型授業によって伸ばせる能力もあれば、非対面型授業によって伸ばせる能力もある。授業形態の違いにより、伸ばせる能力の種類が異なる。)

(2)「文字を手書きする能力」を維持・発達させる。
コロナ禍によりパソコンに向かう時間が増え、文字を手書きする機会が減った今の時期こそ、意識的に、自分の「文字を手書きする能力」が劣化しないよう努力する必要がある。

(3)学習に対する真摯な取り組みを通して、困難を乗り越える精神力や、人に迷惑をかけないための知恵を身に付ける。
新型コロナ禍により想定外の状況となっていても、「やって良い事と悪い事がある」という分別やモラルを堅持して、学習に取り組んでほしい。
授業計画 第1回 《4月6日(火)5限》

(1)「総合ガイダンス」・「提出物ガイダンス」・「授業外学習課題ガイダンス」

各ガイダンスの資料を紙に印刷し、熟読し、内容をしっかり理解する。
「授業外学習課題ガイダンス」資料の指示に従い、古語の語彙を増やす学習を進める。

(2)「第1期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】

まず「下書き用紙」(マス目入り)を紙に印刷し、ミニレポートの文章を「手書き」で下書きし、推敲し、言葉の意味・漢字の字形など辞書で確認する。
(この「下書き用紙」は提出不要。)
下書き後に、「執筆用紙」(マス目入り)を紙に印刷し、「手書き」で清書する。
ミニレポートのテーマ・字数などの指示は、「執筆用紙」に記載されている。
第2回 《4月13日(火)5限》

(1)「学術講義」(古典芸能の定義)

「講義資料」(穴埋め式)を紙に印刷し、空所にキーワードを「手書き」し、解答を見て自分で答
合わせする。
(穴埋めした「講義資料」は提出不要。)
空所を埋める際、辞書・事典類を参照してよい。

(2)「第1期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】

(3)来週の受験の準備

「解答用紙」を紙に印刷。封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)貼付。
第3回 《4月20日(火)5限》

「第1期小テスト」【 10問・10点 】、第1期の学習のまとめ。

ガイダンス資料の内容を再確認する。
提示された「問題用紙」を見て、「解答用紙」に「手書き」で記入する。
解答する際、「講義資料」「授業外学習課題」のプリントを参照してよい。
解答後、「解答用紙」と「第1期ミニレポート」の「執筆用紙1・2枚」を同封して郵送。
第4回 《4月27日(火)5限》

(1)「学術講義」(舞楽)

(2)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第5回 《5月11日(火)5限》

(1)「学術講義」(田楽)

(2)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第6回 《5月18日(火)5限》

(1)「解説動画」(舞楽・田楽)

「解説動画」(録画)は、YouTubeで限定公開。
この科目を履修する学生だけに「解説動画」のURLを連絡。
学生はパソコンの検索欄にURLを入力して、「解説動画」を視聴。
インターネットはルールを守って使用しないと法的な問題が起こる事があるので、十分注意する事。

(2)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【1点】

(3)来週の受験の準備
第7回 《5月25日(火)5限》

「第2期小テスト」【 20問・20点 】、第2期の学習のまとめ。

ガイダンス資料の内容を再確認する。
解答後、「解答用紙」と「第2期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を同封して郵送。
第8回 《6月1日(火)5限》

(1)「学術講義」(猿楽)

(2)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第9回 《6月8日(火)5限》

(1)「学術講義」(能の誕生)

(2)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第10回 《6月15日(火)5限》

(1)「解説動画」(猿楽・能の誕生)

(2)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【1点】

(3)来週の受験の準備
第11回 《6月22日(火)5限》

「第3期小テスト」【 20問・20点 】、第3期の学習のまとめ。

ガイダンス資料の内容を再確認する。
解答後、「解答用紙」と「第3期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を同封して郵送。
第12回 《6月29日(火)5限》

(1)学術講義(能の伴奏)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第13回 《7月6日(火)5限》

(1)「学術講義」(能と狂言)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第14回 《7月13日(火)5限》

(1)「解説動画」(能の伴奏・能と狂言)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【2点】

(3)来週の受験の準備
第15回 《7月20日(火)5限》

「第4期小テスト」【 30問・30点 】、第4期のまとめ及び前期の総まとめ。

ガイダンス資料の内容を再確認する。
解答後、「解答用紙」と「第4期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を同封して郵送。
授業外学習の課題 (1)古語の語彙を増やす学習
「授業外学習課題ガイダンス」の中で、古語の語彙を増やす学習用プリントが提示される。
この学習用プリントの中から一部、小テストに出題される。

(2)言葉の意味・漢字の字形を調べる学習
「講義資料」の穴埋めをする時や、ミニレポートの文章を書く時に、積極的に辞書を引く事。
履修上の注意事項 (1)教学システム「課題情報」ページを、「自主的に」チェックする事。
「課題情報」が自動的に学生に通知されるわけではない。自分からアクセスする事。

(2)教学システム「課題情報」ページには、「履修登録」してからでないと入れない。
自分が「履修登録」した科目の「課題情報」だけを見ることができる。

(注)教学システム「課題情報」ページを見る手順
本学ホームページのトップの上段の「在学生の方」をクリック。
「授業・学びについて 授業関係 教学システム(学生用)をクリック。
自分の「ユーザーID」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリック。

(3)パソコン・プリンター等の機材に関する相談
個人の自宅の通信環境や機材整備に関する相談は、電機店へ。
操作方法・操作技術に関する相談は、本学情報センターへ。

(4)教学システム「課題情報」の添付ファイルや、YouTubeの「解説動画」は、前期授業が終了するまで、削除せずにそのまま置いておく。
(但し、小テストの「問題用紙」は例外。)

(5)インターネット使用ルールを守らない学生に対しては、すぐに受講を中止させる。

(6)おことわり
電子データを紙に印刷できない・したくない学生、封筒や切手を用意できない・したくない学生、郵便物を投函できない・したくない学生に対しては、この科目の履修を勧めない。
但し、履修途中で、自然災害など、本人にの過失によらない不可避の状況によって、学習活動に大きな支障が生じてしまった学生に対しては、相応の配慮をする。

(7)「Moodle」について
状況によっては、途中から、授業連絡手段を「Moodle」に切り替える場合がある。
成績評価の方法・基準 (1)ミニレポート(計20点)と小テスト(計80点)の配点は、以下の通り。
(総計100点となる。)
この100点のうち、何点とれたかによって、成績評価する。

「第1期ミニレポート」(2枚・計4点)・「第1期小テスト」(10点)
「第2期ミニレポート」(3枚・計5点)・「第2期小テスト」(20点)
「第3期ミニレポート」(3枚・計5点)・「第3期小テスト」(20点)
「第4期ミニレポート」(3枚・計6点)・「第4期小テスト」(30点)

(2)小テストの追試は原則として実施しない。

(3)小テストは、「講義資料」「授業外学習課題」のプリントを参照して解答してよい。
但し、ある態度は暗記しておかないと、解答作業に時間がかかり、提出締切に間に合わない。
(毎回、小テストの翌日朝までに投函しなければならない。)

(4)ガイダンス内容を理解しない学生、インターネット使用ルールを守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、得点と関係なく、単位を認定しない。

(5)個人交渉について
本人の努力不足やルール違反によってD・X評価となった学生が「単位を下さい」といってきても交渉には一切応じない。
テキスト 教学システム「課題情報」添付ファイルで提示する「講義資料」(穴埋め式)を以て、テキストに代える。
参考文献 『義太夫年表 近世篇』全6冊(祐田善雄編、八木書店、1979年~1982年)
『義太夫年表 近世篇別巻1・2』(祐田善雄編、八木書店、1990年)
『評釈江戸文学叢書』全11巻( 講談社、1970年)
『写真でみる 日本人の生活全集』全10巻(日本図書センター)
主な関連科目 日本文化史Ⅱ・総合教養講義a(神仏と芸能)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
小テスト解答用紙・ミニレポート執筆用紙を郵送する際、別紙に質問を書いて同封してもよい。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
人文学部人間関係学科心理学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(人文学部総合科目) FHHS20102 2017~2021 1・2・3・4
人文学部教育学科(人文学部総合科目) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(人文学部総合科目) FHED10102 2017~2021 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部) 2014~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(人文学部総合科目) FHEN10003 2017~2021 1・2・3・4