授業コード 10023000 クラス
科目名 簿記基礎演習Ⅱ 単位数 2
担当者 政岡 孝宏 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日商簿記検定3級合格レベルの計算能力の修得(Introductory Bookkeeping WorkshopⅡ)
授業の概要 会社に勤めるにしても、自分で会社を立ち上げるにしても、簿記の能力は欠かせません。会計士や税理士を目指すならなおさらです。この簿記の能力がどの程度あるかを示す1つの手段として、日商簿記検定等の資格試験があります。これらの資格を取得するためには、簿記原理で学んだ簿記の基礎知識をさらに深める必要があります。
簿記基礎演習Ⅱは、簿記基礎演習Ⅰに引き続き、日商簿記検定3級に合格できるだけの計算能力を身につけてもらうために、問題演習と解説を行う授業です。
学習の到達目標 日商簿記検定3級合格レベルの計算能力を身につけること。会計関連の資格(公認会計士、税理士)に関心を持ってもらうこと。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 有形固定資産の記帳
第3回 試算表
第4回 決算整理1(租税公課、貯蔵品、当座借越)
第5回 決算整理2(売上原価の算定)
第6回 決算整理3(貸倒れ)
第7回 決算整理4(減価償却)
第8回 決算整理5(収益・費用の前払い・前受け、未収・未払)
第9回 決算整理と決算整理後残高試算表
第10回 精算表
第11回 帳簿の締め切り
第12回 損益計算書と貸借対照表
第13回 資本・税金の記帳
第14回 剰余金の配当
第15回 証ひょうと伝票
授業外学習の課題 この授業は問題演習を中心とする授業です。理論については、各自で時間外に学ぶことを前提としています。
なお、授業は原則として、2時間の予習、2時間の復習の計4時間の自宅学習を前提としています。くれぐれも授業時間外の学習をおろそかにしないよう心がけてください。
履修上の注意事項 1.対面授業を実施します。なお、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴う措置を全学で講じる場合には、非対面授業に移行する可能性があります。
2.問題演習が中心の授業です。理論については、簿記原理の授業および自宅でしっかり行うようにしてください。簿記原理の既修または並行履修を推奨します。
3.簿記原理の授業と必ずしも進行が一致するわけではありませんが、進度の調整は行いません。くれぐれも予習・復習を怠らないようにして下さい
4.授業中に頻繁に計算をしてもらいます。電卓を必ず持参してください(携帯電話、電子辞書の電卓機能、スマートフォンの電卓アプリ等を電卓として代用することは一切認めません。必ず計算機能のみの電卓を用意して下さい)。
5.授業はGoogle Classroomを併用します。クラスコード等は初回の講義でお知らせします。
成績評価の方法・基準 期末試験100%で評価します(注)。
なお、以下の事項に該当する学生は上記評価から減点します。
(1)遅刻・欠席(規定回数を超えた場合、特別な事情がある場合を除き、自動的にD評価となります)
(2)私語、居眠り、スマホの操作、帽子の着用などのマナー違反
(3)教室に来て座っているだけで授業に参加しない(授業中に課した提出課題等の出来も含みます)
(4)出席に関する不正(自動的にD評価となります)
テキスト 配布レジュメを使用します。
参考文献 TAC簿記検定講座著『合格テキスト 日商簿記3級 Ver.12』TAC出版。
TAC簿記検定講座著『合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.12』TAC出版。
主な関連科目 簿記原理Ⅰ・Ⅱ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の開始前後、あるいはメールにて質問を受け付けます。なお、水曜日の13時~14時をオフィス・アワー(研究室)としています。必ず3号館1階受付で在室確認の上、訪問するようにしてください。出張・委員会等で不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましいです。
ミニッツペーパー等で寄せられた質問については、原則として翌週の授業の冒頭に回答します。また、授業中に課した課題・小テストについては、同日の授業中に模範解答等を示すとともに、原則として翌週の授業の冒頭で全体講評をフィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(A群) 2014~2016 1・2・3・4
商学部商学科(A1群) FCBS11124 2017~2021 1・2・3・4
商学部経営学科(A群) 2014~2016 1・2・3・4
商学部経営学科(A1群) FCBA11124 2017~2021 1・2・3・4