授業コード 10022900 クラス
科目名 簿記基礎演習Ⅰ 単位数 2
担当者 政岡 孝宏 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 日商簿記検定3級合格レベルの計算能力の修得(Introductory Bookkeeping WorkshopⅠ)
授業の概要 会社に勤めるにしても、自分で会社を立ち上げるにしても、簿記の能力は欠かせません。会計士や税理士を目指すならなおさらです。この簿記の能力がどの程度あるかを公に証明する手段の1つとして、日商簿記検定等の資格試験があります。これらの資格を取得するためには、簿記原理で学んだ簿記の基礎知識をさらに深める必要があります。
簿記基礎演習Ⅰは、日商簿記検定3級に合格できるだけの計算能力を身につけてもらうために、問題演習と解説を行う授業です。
学習の到達目標 日商簿記検定3級合格レベルの計算能力を身につけること。会計関連の資格(公認会計士、税理士)に関心を持ってもらうこと。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 簿記の基礎
第3回 簿記資格取得のススメ
第4回 日常の手続(1)記帳のルール
第5回 日常の手続(2)日常の手続
第6回 日常の手続(3)期末の手続
第7回 商品売買の記帳(1)分記法と三分法
第8回 商品売買の記帳(2)売掛金元帳、買掛金元帳
第9回 商品売買の記帳(3)仕入帳・売上帳・商品有高帳
第10回 現金・預金の記帳(1)現金取引
第11回 現金・預金の記帳(2)当座預金取引
第12回 現金・預金の記帳(3)小口現金
第13回 手形の記帳
第14回 その他の債権・債務の記帳(1)貸付金・借入金ほか
第15回 その他の債権・債務の記帳(2)仮払金・仮受金ほか
授業外学習の課題 この授業は問題演習を中心とする授業です。理論については、各自で時間外に学ぶことを前提としています。
なお、授業は原則として、2時間の予習、2時間の復習の計4時間の自宅学習を前提としています。くれぐれも授業時間外の学習をおろそかにしないよう心がけてください。
【追記】講義中に宿題として提出課題を課します。翌週の授業の最初に回収しますので忘れずに提出してください。
履修上の注意事項 1.対面授業と非対面授業を併用して実施します。
2.問題演習が中心の授業です。理論については、簿記原理の授業および自宅でしっかり行うようにしてください。簿記原理の既修または並行履修を推奨します。
3.簿記原理の授業と必ずしも進行が一致するわけではありませんが、進度の調整は行いません。くれぐれも予習・復習を怠らないようにして下さい
4.授業中に頻繁に計算をしてもらいます。電卓を必ず持参してください(携帯電話、電子辞書の電卓機能、スマートフォンの電卓アプリ等を電卓として代用することは一切認めません。必ず計算機能のみの電卓を用意して下さい)。
5.授業はGoogle Classroomを併用します。クラスコード等は初回の講義でお知らせします。
成績評価の方法・基準 期末試験100%で評価します(注)。
なお、以下の事項に該当する学生は上記評価から減点します。
(1)遅刻・欠席(規定回数を超えた場合、特別な事情がある場合を除き、自動的にD評価となります)
(2)私語、居眠り、スマホの操作、帽子の着用などのマナー違反
(3)教室に来て座っているだけで授業に参加しない(授業中に課した提出課題等の出来も含みます)
(4)出席に関する不正(自動的にD評価となります)
テキスト 配布レジュメを使用します。
参考文献 TAC簿記検定講座著『合格テキスト 日商簿記3級 Ver.12』TAC出版。
TAC簿記検定講座著『合格トレーニング 日商簿記3級 Ver.12』TAC出版。
主な関連科目 簿記原理Ⅰ。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の開始前後、あるいはメールにて質問を受け付けます。なお、水曜日の13時~14時をオフィス・アワー(研究室)としています。必ず3号館1階受付で在室確認の上、訪問するようにしてください。出張・委員会等で不在の場合もあるので、メール等での事前連絡が望ましいです。
ミニッツペーパー等で寄せられた質問については、原則として翌週の授業の冒頭に回答します。また、授業中に課した課題・小テストについては、同日の授業中に模範解答等を示すとともに、原則として翌週の授業の冒頭で全体講評をフィードバックします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(A群) 2014~2016 1・2・3・4
商学部商学科(A1群) FCBS11123 2017~2021 1・2・3・4
商学部経営学科(A群) 2014~2016 1・2・3・4
商学部経営学科(A1群) FCBA11123 2017~2021 1・2・3・4