授業コード 00021300 クラス
科目名 教養講義(江戸文学) 単位数 2
担当者 腮尾 尚子 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 江戸時代の大衆文学作品の講読
授業の概要 (1)趣旨
江戸時代の大衆文学作品の大きな特色として、「言語遊戯性」が挙げられる。
この科目では、江戸時代の大衆文学の代表的な作品をとり上げ、「言語遊戯性」に注目しながら原文を鑑賞する。

(2)非対面型授業
開講後、教学システム「課題情報」添付ファイルを用いて、全ての指示が出される。
全ての添付ファイルの内容を、紙に印刷し、保存・活用する事。
全てA4サイズ・黒1色の印刷。
印刷に用いる紙・プリンターインクは、各自で用意する事。
(本学情報センターで印刷する事もできる。)

(3)この科目を履修するための前提
最初に、教学システム「課題情報」添付ファイルで、この科目の各種ガイダンス資料が提示されるので、各自熟読する事。
このシラバスと各種ガイダンスの内容を理解しない学生には、この科目の履修を許可しない。

(4)提出物の郵送
ミニレポート執筆用紙や、小テスト解答用紙を、大学に郵送(普通便)で提出する事。
締切・様式を厳格に守って提出する事。
提出は4回。
郵送に用いる封筒(長形3号)・切手(1回につき94円かかる)は、各自で用意する事。
学習の到達目標 (1)「非対面型授業だからこそ伸ばす事ができる能力」を積極的に伸ばす。
例えば、書類を管理する能力、文字で書かれた指示を読み取る能力、郵便システムを活用する能力など。
(対面型授業によって伸ばせる能力もあれば、非対面型授業によって伸ばせる能力もある。
授業形態の違いにより、伸ばせる能力の種類が異なる。)

(2)「文字を手書きする能力」を維持・発達させる。
コロナ禍によりパソコンに向かう時間が増え、文字を手書きする機会が減った今の時期こそ、意識的に、自分の「文字を手書きする能力」が劣化しないよう努力する必要がある。

(3)学習に対する真摯な取り組みを通して、困難を乗り越える精神力や、人に迷惑をかけないための知恵を身に付ける。
コロナ禍によって想定外の状況となっていても、「やって良い事と悪い事がある」という分別やモラルを堅持して、学習に取り組んでほしい。
授業計画 第1回 《9月16日(木)1限》

(1)「総合ガイダンス」・「提出物ガイダンス」・「授業外学習ガイダンス」

〇各ガイダンスの資料を紙に印刷し、熟読し、内容を理解する事。
〇「授業外学習ガイダンス」の課題に取り組み、古語の語彙を増やす学習を進める。

(2)「第1期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】

〇「下書き用紙」(マス目入り)を紙に印刷し、ミニレポートの文章を「手書き」で下書きし、推敲し、言葉の意味・漢字の字形などを辞書で確認。
〇「下書き用紙」は提出不要。
〇下書き後、「執筆用紙」(マス目入り)を紙に印刷し、「手書き」で清書。
〇ミニレポートのテーマ・字数などの指示は、「執筆用紙」に記載されている。
第2回 《9月23日(木)1限》

(1)「学術講義」(捩りの技法など)

〇「講義資料」を紙に印刷し、空所にキーワードを「手書き」し、解答を見て、自分で答合わせする。
(最初から解答を見て写すのは禁止。)
〇穴埋めした「講義資料」は提出不要。
〇空所を埋める際、辞書・事典類を参照してよい。

(2)「第1期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】

(3)来週の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第3回 《9月30日(木)1限》

(1)「第1期小テスト」【10問・10点】

〇提示された「問題用紙」を見て、「解答用紙」に「手書き」で記入。
〇解答する際、「講義資料」「授業外学習課題」を参照してよい。

(2)第1期の提出物の発送

〇「第1期小テスト」の「解答用紙」と、「第1期ミニレポート」の「執筆用紙1・2枚目」を、同封して郵送。
第4回 《10月7日(木)1限》

(1)「学術講義」(連歌など)

(2)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第5回 《10月14日(木)1限》

(1)「学術講義」(俳諧式目など)

(2)「第2期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第6回 《10月21日(木)1限》

(1)「解説動画」(第2期の内容の補足説明)

〇「解説動画」(録画)は、YouTube(ユーチューブ)で「限定公開」の形をとる。
〇この科目を履修する学生のみに「解説動画」のURLを連絡するので、各自、そのURLをパソコンの検索欄に入力し、「解説動画」を視聴する事。
〇インターネットはルールを守って使用しないと法的問題が生じる恐れがあるので、十分注意する事。

(2)「第2期ミニレポートの「執筆用紙3枚目」【1点】

(3)来週の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第7回 《10月28日(木)1限》

(1)「第2期小テスト」【20問・20点】

(2)第2期の提出物の発送

〇「第2期小テスト」の「解答用紙」と、「第2期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を、同封して郵送。
第8回 《11月11日(木)1限》

(1)「学術講義」(俳諧流派など)

(2)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第9回 《11月18日(木)1限》

(1)「学術講義」(独吟俳諧など)

(2)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第10回 《11月25日(木)1限》

(1)「解説動画」(第3期の内容の補足説明)

(2)「第3期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【1点】

(3)来週の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第11回 《12月2日(木)1限》

(1)「第3期小テスト」【20問・20点】

(2)第3期の提出物の発送

(2)「第3期小テスト」の「解答用紙」と、「第3期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を、同封して郵送。
第12回 《12月9日(木)1限》

(1)「学術講義」(矢数俳諧など)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙1枚目」【2点】
第13回 《12月16日(木)1限》

(1)「学術講義」(浮世草子など)

(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙2枚目」【2点】
第14回 《12月23日(木)1限》

(1)「解説動画」(第4期の内容の補足説明)


(2)「第4期ミニレポート」の「執筆用紙3枚目」【2点】

(3)次回の受験の準備

〇「解答用紙」を紙に印刷して保管。
〇封筒(長形3号)に宛名等を記し、切手(94円)を貼付。
第15回 《1月13日(木)1限》

(1)「第4期小テスト」【30問・30点】

(2)第4期の提出物の発送

〇「第4期小テスト」の「解答用紙」と、「第4期ミニレポート」の「執筆用紙1~3枚目」を、同封して郵送。
授業外学習の課題 (1)古語の語彙を増やす学習

「授業外学習ガイダンス」の中で、古語の語彙を増やすための課題が提示される。
この課題の中から一部が小テストに出題される。

(2)言葉の意味・漢字の字形を調べる学習

講義資料の穴埋めをする時や、ミニレポートの文章を書く時に、積極的に辞書を引く事。
履修上の注意事項 (1)教学システム「課題情報」ページを「自主的に」チェックする事。
「課題情報」が自動的に各学生に通知されるわけではない。自分からアクセスする事。

(2)教学システム「課題情報」ページには、「履修登録」してからでないと入れない。
自分が「履修登録」した科目の「課題情報」だけを見る事ができる。

(注)教学システム「課題情報」ページを見る手順
まず本学ホームページのトップの「在学生・保護者の方」をクリック。
学生用の「教学システム」をクリック。
自分の「ユーザーID」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリック。


(3)パソコン・プリンター等の機材に関する相談
個人の家の通信環境や機材整備に関する相談は、電器店へ。
操作方法に関する相談は、本学情報センターへ。

(4)教学システム「課題情報」添付ファイルや、「解説動画」は、「第4期小テスト」終了まで削除せずにそのまま置いておく。
(但し、小テストの問題用紙は別扱いとする。)

(5)インターネット使用ルールを守らない学生に対しては、即刻、受講を中止させる。

(6)おことわり
電子データを印刷できない・したくない学生、封筒や切手を用意できない・したくない学生、郵便物を投函できない・したくない学生に対しては、この科目の履修を勧めない。

(7)「Moodle」(ムードル)について
状況によっては、途中から、授業連絡手段を「Moodle」に切り替える場合がある。
(その場合は、「Moodle」の使用方法を説明する。)
成績評価の方法・基準 (1)ミニレポート(計20点)・小テスト(計80点)の得点によって評価する。

「第1期ミニレポート」(2枚・計4点)・「第1期小テスト」(10点)
「第2期ミニレポート」(3枚・計5点)・「第2期小テスト」(20点)
「第3期ミニレポート」(3枚・計5点)・「第3期小テスト」(20点)
「第4期ミニレポート」(3枚・計6点)・「第4期小テスト」(30点)

(2)期限内に提出しなかったミニレポートが「2枚以上」あった場合、単位を認定しない。

(3)各期とも、ミニレポートを執筆せずに、小テストだけをやって解答用紙を郵送してきた場合は、受理しない。
小テストの追試験は行わない。

(4)小テストは、「講義資料」「授業外学習課題」を参照して解答してよい。
但し、ある程度は暗記しておかないと、解答作業に時間がかかり、提出期限に間に合わない。
(各期とも、小テストの翌日朝までに、封筒を投函しなければならない。)

(5)シラバスやガイダンスの内容を理解しない学生、インターネット使用ルールを守らない学生、迷惑行為を行う学生に対しては、得点と関係なく、単位を認定しない。

(6)本人の努力不足やルール違反により「D」「X」となった学生が「単位を下さい」といってきても交渉には一切応じない。
テキスト 教学システム「課題情報」ページの添付ファイルで提示する「講義資料」を、テキストとして使用。
参考文献 『狂歌大観』全3巻(明治書院、1983年~1985年)
『江戸狂歌本選集』全10巻(東京堂出版、1998年~2001年)
『古典俳文学大系』(集英社)
主な関連科目 日本文学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ミニレポートに質問を書いてもよい。
但し、既に講義資料やガイダンス資料の中で説明した内容について、再度説明してほしいという要求には応じられない。きりが無い。まずは、自分で講義資料やガイダンス資料をよく読む事が重要。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次
商学部商学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
商学部商学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
商学部経営学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
商学部経営学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
経済科学部現代経済学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
経済科学部経済情報学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
人文学部人間関係学科心理学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部人間関係学科社会学専攻(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
人文学部人間関係学科教育学専攻(教養科目) 2011~2015 1・2・3・4
人文学部教育学科(教養科目) 2016~2016 1・2・3・4
人文学部教育学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人文学部英語英文学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
法学部法律学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
法学部法律学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
法学部国際政治学科(教養科目) WGEL12104 2017~2017 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(教養科目) 2011~2016 1・2・3・4
人間環境学部人間環境学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
健康科学部心理学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
健康科学部健康栄養学科(教養科目) WGEL12104 2017~2021 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(教養科目) WGEL12104 2018~2021 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(教養科目) WGEL12104 2018~2021 1・2・3・4